赤しそジュースの作り方と使い途あれこれ

赤しそジュース

札幌は朝晩めっきり涼しくなり晩秋です。
雨が多い8月、赤紫蘇は日に日に大きく生長しています。

和ハーブといわれる紫蘇。
しそを使った料理はほぼ、大葉(青じそ)を使いますが
私は紫蘇といえば、赤紫蘇なのです。

今の時期の赤紫蘇を摘んで冷凍して一年中食べています。

スーパーなどで販売されている赤しそは
葉は大きく厚みがあって立派ですけれど味に繊細さが欠けています。
農薬や化学肥料でみため重視なのです。

家庭菜園でつくる赤紫蘇は畑でつくるより
日当たりなどの関係で色が薄めで
頼りないように見えることもあるかも。

少しくらい見栄えが悪くても
家庭菜園では肥料を選び、安全性を重視し
育っていく様子を観察しながら
自分の好きなように唯一無二の赤紫蘇が作れるのです。

 

収穫した赤紫蘇で赤しそジュース作り

赤しそジュースは茎を取り除いた葉の部分でつくります。
新鮮で、無農薬のしその葉を使います。
といっても無農薬の赤しそはめったに手に入りません。

自分でつくるしかないです(笑)

 

赤しそジュースの作り方

【材料】
赤しそ150g、水1リットル、砂糖150g、米酢(リンゴ酢)150㏄、レモン果汁50㏄

1.赤しそをよく洗う。
※えぐみに敏感な方は小さじ2くらいの塩をふりかけて
軽くもんで10分置いて水洗いして使います。

2.鍋に水、赤しそを入れて火をつけて15~20分、中強火で沸騰させる

3.赤しそ溶液をざるで濾して葉を取り除く

4.鍋に溶液を入れて火をつけ、砂糖と酢を加えてさらに10分煮る

5.最後にレモン果汁を50㏄加え5分煮てできあがり。

レモン果汁を加えるとしそジュースの味に深みが出ます。
なくてもかまいません。

赤しそジュースの使い方

からだを温める効果がある赤しそは
寒い季節にこそ積極的に取りたい和ハーブです。

風邪ののどの痛みにも有効ですし、
アレルギー体質の方にもおすすめしたい赤しそ。

実は、赤しそジュースをそのまま飲むのは
得意ではありません。

甘いジュースは苦手です

 

 

砂糖ひかえめでジュースをつくる手もあるでしょうが
残念なことに長期保存できないのですね。

ずっと使いたければ
砂糖をしっかりと入れてジュースをつくり

薄めて利用する、の一択です。

しその葉はたくさんありますから
葉をたくさん入れて濃いめに、甘みも加えてジュースをつくり
かなり薄めて使う、という方法で使っています。

赤しそが旬の今は砂糖なしで煮出し、
リンゴ酢を入れて少量つくって飲んだり料理に使っています。

ミキサーでミックスジュースを作るときに
赤しそジュースを水代わりに加えたりします。

無糖の赤紫蘇ジュースの使い方

たとえば
ビーツ、ラズベリー、ヨーグルトでジュースを作るときに
水を加える代わりに赤紫蘇ジュースを入れたり。

あるいは
酢の物にジュースを加えていつもの味に変化をつけたり。

赤しそジュース単体では
個性が強くちょっと飽きてしまいますが

他の素材と組み合わせたり隠し味として
少量ずつ使えば、とても良い仕事をしてくれます。

肉を煮込むときもほんの少し加えると
コクはしっかりあるけれどスッキリした味に仕上がります。

風邪をひいたかな、
のどの調子が悪いなという時などは
しそジュースを薄めて
うがいをすれば炎症を緩和します。

まだまだ知らない
いろいろな使い道がありそうなしそジュース。

甘く作るのであれば砂糖よりも
少し高価ではありますが、はちみつを使いたいですね。

赤しそと、はちみつのダブル効果が期待できます。

ジュースを作った後の赤紫蘇

ジュース作りできれいな赤色が抜けてしまった赤しそ。
風味もやはり弱まっていますが栄養はまだまだたくさんあります。

細かく刻んで味噌、砂糖、みりんを加えて炒めて食べます。
唐辛子を入れてもいいですね。



コメント