2020年のさくらんぼ収穫は

さくらんぼ

5月上旬に、早々とさくらんぼの花がたくさん咲いて

去年のようにたくさん収穫できそう♪~

とひとり喜んでいました。

枝の剪定を大胆にしたから元気になったのだ、と
納得していたのですが…

実際ふたを開けてみると
去年には及ばず、例年並みのまずまずの収穫量です。

いつも収量が多いナポレオンの木はいい感じで収穫できましたが
もう一本の、佐藤錦はかなり少なめです。

年を経るごとに少なくなっています。

甘味と酸味のバランス良しのナポレオン

さくらんぼの品種、ナポレオンはヨーロッパで古くからずっと栽培されています。

甘いだけでなく酸味が適度にあり「さくらんぼの王道」という感じです。
かたちが♡型で可愛らしい外観、佐藤錦よりも早くに食べごろになります。

食べると少し弾力があり、日持ちがよいことも特徴的です。
1本で10㎏ほど収穫できます。

ナポレオンは佐藤錦の親でもあります。
さくらんぼは違う2品種を植えないと実がなりません。

庭に大きく育つ2本のさくらんぼの木は、けっこうハードル高いですね。
ご近所さんはうちでさくらんぼの木を植えたのを知り、1本植えました(笑)

けれど、どの2品種でもよいというわけでなく相性があるようです。

たくさん収穫したさくらんぼは知人におすそ分けしたり、
冷凍保存したりしていましたが、それでもなかなか食べきれません。

今年は野菜や種の販売サイトを立ち上げたのをきっかけに
メルカリで出品して購入していただきました。

無農薬・有機栽培のさくらんぼはなかなか手に入らない、
むかし食べたナポレオンをもう一度食べられてうれしいと好評をいただきました。

さくらんぼ大好きなのはやはり女性で、お買い上げいただいた方は全員女性でした。

甘くて大粒のさくらんぼ、佐藤錦

とにかく甘いです。
酸味は目立たずジューシーでみずみずしいさくらんぼ、佐藤錦。
市場で売られているのは佐藤錦がほとんどです。

フルーツはむかしよりも甘味が強い品種が好まれ、作られています。
甘さが過度になるとしつこいくて、のっぺりしていると感じてしまいます。

酸味がありバランスが取れているフルーツが好きです。
味覚は個々人それぞれ好みがあるでしょうが、市場での売れすじ品種が
大手を振っていることも事実。

複雑な味を大切にするのか、わかりやすい味に満足するのか。

 

市場を独占している野菜やくだもの、
ものたりない感があるわね。

生産者が作りやすく、わかりやすい食べ物、ちょっと待て~と
思っています。

 

さくらんぼが終わり、2週間の木登り収穫からようやく解放されました。
木の上で不自然な姿勢でバランスを取るせいか、腕や足、背中などあちこちに痛みが…

 

 

 

コメント