行者にんにくの苗を少しばかり買い求めて
庭の塀ぎわに植えっぱなしにしていた行者にんにく。
施肥をせずほったらかし状態で2、3年が過ぎた頃、
茎が太くなり食べごろか?と収穫して味わったものの
葉は筋っぽくて味が薄く、しょうがない…
と天然物を買って食べていました。
その後玄米乳酸菌を手作りし始め、ひんぱんに庭に散布していたせいか
気づかないうちにできた種がこぼれて芽を出し、新しい苗が増えていきました。
芽を出した翌年の行者にんにくは葉が1枚だけ、
2年目で2枚になり…とてもゆっくりしたペースで成長していきます。
太くておいしそう、そんな株は6年以上経ているようです。
あまりにもペースが遅く、神経質に世話をすることをやめて
米ぬかまきと玄米乳酸菌散布を気づいたときに行う方式に変えました。
ことしは今までで最高の出来で美味しくてつい、全体量の半分ほど収穫して味を楽しみました。
ちょっと取りすぎたかなと後悔です。
わずかずつですが毎日食べ続けていた行者にんにく。
気づくと爪の伸びがやけに早いです。そして髪も急速に伸びています。
不注意で躓きころんで両膝を打ち、大きな青あざができていたはずなのに
その後の痛みがほとんどなく3日めくらいで消え去ってしまいました。
えっと、行者にんにくを毎日食べることしかしていないんだけれど…
20日ほど、行者にんにくを毎日食べ続けるという経験は今回が初めてです。
肌もしっとり、傷の治りも早くて思わず、すごい!と声に出しました。
栽培しているピンクニンニクのパワーにも驚かされますが
行者にんにく、やはりただものではないスーパーフードと実感しました。
けれどなにせ、たくさん収穫できないし旬の時期が20日程度と短い。
やはり行者にんにくは特別なとっておきの山菜なのです。
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