大根が凍ってから収穫します

野菜

11月中に大根はほとんど収穫しました。
ぐっと気温が下がり雪が降ったら収穫しようと残しておいた大根。

マイナス5度や3度と
例年よりも厳しい気温なのはちょっと予想外でした。

降雪量は少ないですがさすがに冷え込んでいて
庭はまだ土が凍るほどではなかったですが
畑はさすがに冷え込んでいます。

地表に出ている大根は透明になりガチガチに凍っています。
大根を抜こうとすると凍った土がついてきます笑

こんなにガッツリ凍ったことは
今までなかったのに…
12月はじめというより真冬の気温ね。

重装備の防寒でも手の指先はかじかんで感覚がなくなってます。
それでもなんとか20本ほど引っこ抜き、

にんじん、白菜と次々に収穫し震えながら帰宅したのでした。

このあたりでは、たいていは降雪前
というより10月下旬くらいには大根収穫を終えます。

ぎりぎり待ってからの収穫作業は
寒さが厳しく辛いことと、天候が急変し降雪する可能性があるからです。

少ない量を残して雪が降ってから収穫するのは
甘みが強くなりそれぞれの野菜特有の癖がなくなって美味しくなるからです。
すべての野菜にあてはまるわけではありませんけれど。

白菜、キャベツは表面の葉2、3枚が凍っています。
にんじんは完全に土の中ですから凍っていません。

凍った大根の料理方法

大根が凍っているといっても
普通の大根と料理のしかたが違うというわけではなく
いつもとおなじように料理してかまいません。

違いは
大根が甘いですから味加減を調節すること
早く煮えること

凍った大根を常温に戻して薄く切って食べます。

しゃりしゃりしていて
味は梨そっくり♪

凍った大根は果物のような甘さです。

絶対おすすめは大根ソテーです。
1、2cmの厚みに切った大根をオリーブオイルを入れた鍋に並べて
七輪やストーブの遠赤外線で弱火じっくり焼きます。

じんわりと大根から水分が出てきて
やがてそれが蒸発して表面がうっすらと色づいたら裏返して焼色をつけます。

ガーリックパウダー、しょうゆ、みりんを少量加えて味をつけて完成。
塩だけでもおいしいです。
出来上がった大根は甘くてふんわり柔らかでいくらでも食べられます。

ガス火で中火くらいに加熱した場合は
水分は出にくくすぐに焼き色がつきます。
甘くシャリシャリの食感です。

凍った大根は大根っぽくない味なので
シチューやグラタン料理にぴったりです。
大根おろしにしても甘い。

過酷な気象条件の中に放置して
大根にはちょっとかわいそうではあるけれど
初冬のこの楽しみ、やめられません。

にんじん、白菜も甘くおいしい。
ネギも甘いですが少し外側の皮がかたくなりますから
一枚多めに皮をむかなくてはなりません。

ただ大根を冷凍庫で凍らせたことはなく
同じような味になるのか不明です。

 

 

 

 

 

野菜
シェアする
北の樹木をフォローする
北の樹木農園 自分流を追究する暮らし ~野菜づくり、料理を楽しみながら~

コメント