砂糖なしブラウニーを手作りする 厳選素材を使って

手作り料理

2月14日はバレンタイン
久々にチョコレートケーキを作ってみようかな。

ひんぱんにスイーツを食べることはありませんが好きです。
心のこもった素材重視のケーキをふた月に1度くらいは買って楽しみます。
味を確かめ、気に入ったら
自分なりにアレンジできないか考えたりもします。

夏場は高温で扱いにくいチョコレートも
今の時期は最適です。

さてどんなタイプにしようか。
ガトーショコラは胃にずっしり来るから
ちょっと食べられそうもない。

チョコレートの焼き菓子といえばブラウニーがあります。
ずいぶん若い頃に時々つくっていましたけれど
どうも納得行く味にならなくてン十年はつくっていない。

自分流にアレンジして
ブラウニーを定番の焼き菓子に復活させよう

ふわふわじゃなく、どっしりで食べるとほろりとしていて
チョコレートの風味が強くてビターな味わい
コーヒーや紅茶のお供に、少しの量で満足できるように。

今回作る上での一番大きな特徴は、
チョコレートそのものに甘みがあるから砂糖はあえて入れない。

ありそうでないのですね、砂糖を全く入れないブラウニーのレシピ
甘さひかえめと書かれていてもしっかり砂糖入りです。

チョコレートスイーツが重く感じるのは
・砂糖が多い
・香料など添加物入り
のせいだと思うのです。

フィリングにはサルタナレーズンを半日ほどラム酒に漬け
カシューナッツはおおざっぱにカットしました。

頭をひねって方針が決まると
よし、とやる気がわいてきます。

といっても1度きりで
うまくいくとは思っていないですから
何度か試行錯誤は必要ですよね~

間を置かずに変更点を反映させてつくらないと
理想のブラウニーは出来上がらないです。

★材料の厳選

ブラウニーづくり、使う材料はシンプルです。

チョコレート 120g …オーガニック
ココア 20g …オーガニック
小麦粉 50g …石臼挽き全粒粉
卵 2こ …生活クラブのたまご
バター 50g …サツラクの無塩バター
塩 少々 …ブラックソルト
カシューナッツ、サルタナレーズン(ラム酒漬け) 各40g

・チョコレート

カカオ成分は61%、その割には風味あるビターです。
香料を使用していずフルーツっぽい香りをほのかに感じます。
砂糖も有機、300gで1270円はお買い得です。
小さく薄いタブレットなので細かく刻まずにそのまま溶かせて便利♪

オーガニック・クーベルチュール スイート C-61 300g
【ダークチョコレート オーガニックチョコレート】

 

オーガニックのココアパウダー

 

・小麦粉
ブラウニーづくりの一般的なレシピでは薄力粉を使います。
薄力粉使用の出来上がりはふんわり軽く
粉の風味が弱くチョコレートに負けます。

小麦粉はこちら。
全粒粉はお米で言えば玄米にあたります。

石臼きたほなみ全粒粉

 

粉の味わいが深くいつも料理やお菓子作りに多用している
石臼挽きの全粒粉、準薄力粉を使います。

使用する小麦粉によって味わいはかなり変わります。
特徴のない小麦粉と思われがちですがベースになる小麦粉の選択は重要です。

ブラウニーの作り方 ~厳選材料でつくる~

作り方はとてもシンプルです。
材料を混ぜて焼く、それだけなのです。

【準備】
バターを細かくカットする
小麦粉、ココアをふるう
オーブンを180度30分、予熱設定
25cmパウンドケーキ型にオーブンシートを敷く

 

・チョコレートを湯煎にかけてとかす
・細かく切ったバターをチョコレートに少しずつ加えてしっかり混ぜる
・ボールに卵2こを割り入れて少しふわっとするまでかき混ぜる
・チョコレートとバターが混ざったボールに卵を3回くらいに分けてまぜていく。
・そこにふるった粉類を振り入れて混ぜる
・最後にカシューナッツ、レーズンを入れて混ぜ、生地のできあがり。
・180度で30分焼く

 

 

オリジナルブラウニーの特徴

石臼挽き全粒粉を使い、味に複雑さを出せるといいなと思って作りました。
チョコレートは風味が強いですから、他の材料の個性が埋没しやすいです。

ブラウニー手作り砂糖なし

今回使ったナッツ、カシューナッツは
そのまま食べるとしっかりと濃い味わいがあるのですが
仕上がったブラウニーを食べてみると
アクセントになるほどではなく押されています。

ラム酒漬けレーズンも期待した風味がバラけてしまっている。
全体に溶け込んでいるという感じじゃなく、薄く拡散している感じ。

チョコレートと粉がうまく調和して
風味濃厚で重みがあっていい感じではありますが。

思い浮かぶ改良点は
・ナッツ類は粉末にする(アーモンド、くるみなどでもよいかも)
・レーズンはそのまま
・牛乳を生地に少し入れる(ナッツを粉末にすればしっとり感がたりないかも)

・ラム酒を焼き上がったブラウニーに刷毛で塗る

そうそう、塩(ブラックソルト)は
味の引き締めのほか、素材同士をうまくまとめて旨味を引き出す目的で使っています。

個性が強く肉料理には最適と言われるブラックソルトですが
ほんの少量加えることで全体の味がガラリとよい方向に変わります。
ミネラル、とくにケイ素が豊富です。

ブラウニーの手作り、結果から言えば
予想した感じで仕上がっていました。

スーパーなど市販のスイーツ、添加物だらけで手が出ません。
材料を厳選して自分で作れば安上がりで安心です。

 

 

 

 

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