庭の行者ニンニク、味が濃くなってきました

野菜

行者ニンニクは春先に取れる山菜です。
北海道では人気のある山菜の一つで、
名前の通り、ふわっとニンニクの香りと味がします。

ジンギスカンで肉と一緒に食べたり、
ゆでて酢味噌和えにしたり。
醤油に生の行者ニンニクを入れて保存し
香りのついた醤油はチャーハン、ドレッシング、
焼き肉のたれにと使い勝手がよい食材です。

庭で栽培を始めてから10年は経っていますが、
なかなか増えません。

行者ニンニクを庭で栽培する

肥料は米ぬかや乳酸菌だけといたってシンプルです。

自生する行者ニンニクのように
茎が太くならず、香りも弱く
ずっと、いまいちだなぁと思っていました。

庭で栽培している行者ニンニク

思い描いている理想の行者ニンニクは
茎の食感はとろける下仁田ねぎ、
きつくなく、優しいにんにくの香りに
ほのかな甘さがある味わい。

つまり天然ものに限りなく近いもの(笑)

昨日はお天気に恵まれ
気温もこの時期としては20度ほどとあたたかく、風もなく
最高の休日です。

庭の満開の桜の木の下で家族とバーベキューを楽しみました。
そろそろ食べごろに成長した行者ニンニクを収穫して

庭の行者ニンニク
七輪の網の上にのせて素焼きに。

行者ニンニクはさほど太くもなく
期待はしていなかったのですが、いざ焼けてくるといい香り。
さっと焼いて食べてみると甘くておいしい。

今までの中で最高の出来でした。

雪が消えると一番に米ぬかと乳酸菌をまき、

収穫後にまた米ぬか、秋が深まった頃に再度まく。

例年はこんな感じで
手間をかけるということもなく
ほったらかしと言ってよい状態。

2年前から畑に肥料として
粉末に近い状態の昆布をまいています。

おととしは行者ニンニクにはあげずじまいで、
去年は気がついてしっかりと散布。
今年も春一番に昆布をまきました。

昆布パワーはすごいです。

野菜の成長や味わいも一段とアップして
昆布パワーを享受しています。

昆布は自分の手でオーブンでからからに乾燥させてから
細かくし、さらにそれをミルで粉砕します。

それを土にふりかけたり、水に溶かしてじょうろで
あげたりとかなりの手間ではあります。

美味しい野菜ができることを思うと
もうやめられないのですね。

こうなると行者ニンニクをなんとしても増やしたい。
ネットで調べなくては…

 

 

 

 

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