白菜はすくすくと順調に育っています。
虫にずいぶんと葉を食われて穴だらけ、なのですが。
キャベツを早々にあきらめて
今年は白菜をしっかり作ってみようと思いました。

わたし
お漬物、
冬の鍋にはやっぱり白菜だわー
キャベツ、白菜などの葉物栽培は超難しいです。
虫や病気との闘いなくしては作れませんから
つい腰が引けてしまうのです。
理想は白菜などの葉物に虫が寄り付かないこと
なのですが…
畑が変わり、土の状態がよくて
今回は行けるかもしれないと思いました。
白菜の苗を8月18日に定植して、2か月が過ぎました。
来週には全て収穫ですから
白菜の育ち具合をみながら逆算すると
もう10日は早くに苗を定植すべきだったと反省しています。
白菜だけでなく、大根もやはり種まきが10日ほど遅い感じです。
野菜のスケージュール管理、まだまだうまくできてません。
8月上旬と言えば、
ナスやキュウリなど夏野菜が取れ始め
雑草がこれでもかと伸びて雑草取りに手間取った上に
暑さに弱い野菜に水やりしていました。
白菜の苗はできていたものの、
どこに植えようかと悩み、
結局玉ねぎを収穫した後に植えたのでした。
それが時期が遅くなった原因です。
来年はじゃがいもを収穫した後に白菜を植えます。
本格的に新たな野菜を大量に作るとなると
ローテーションがうまくできないのです。
今回は白菜を40株ほど作りました。
白菜の苗を植えてしばらくの間は
順調にすくすくと気持ちよいくらいに育っていました。
ある日、外葉に虫に食べられた穴を発見して
数日のあいだ様子を見ていると
あっという間に穴の数が増えていってます。
あわてて害虫対策開始です。
農薬は使いませんから、目に見える虫は手で取り去り
といっても白菜の場合は葉の内部に隠れ潜んでいて
なかなか見つからないのです。
それから、米ぬか乳酸菌に木酢液を混ぜて
白菜にていねいに散布します、同時に土にも散布です。
3日に1回の割合で繰り返しました。
効果のほどは…

わたし
ひどくなってもいないかな。
秋になってもモンシロチョウが
白菜の周りをひらひら飛んでいました。
蝶といえば夏のイメージがありますが、
10月下旬でも20度ほどの温度があればよく見かけます。
白菜を急いで植えることにだけ注意がいき、
コンパニオンプランツの存在を
すっかりと忘れていたことに気づきました。

わたし
がっくりだわ…
虫に食われても白菜は順調に生育しています。
一番虫の害が大きい白菜を1つ取って様子をみてみると
穴があいている外葉から
順番に4、5枚ほど内側へ剥いでいきます。
中側は被害がほとんどないことがわかりました。
白菜はちょっと小さくなるけれど
良しとしよう!
始めてうまく栽培できた白菜です。
今までは大きく育たず、ほとんど虫に食べられて
二度と白菜は作らないと思っていました。
ネットをかけて虫対策するという手もありますが
あえて今回はそれはしないでやってみようと思いました。
なぜか、と言いますと
以前キャベツを作った時にネットをかけて安心していたら
入り込んだ虫に食べつくされてしまったからです。

わたし
虫のチェックしないと
いけないのなら、しなくていいや
無農薬で作った白菜の味は
初収穫の白菜は甘味があって味に変な癖がなく、筋っぽくもなくて
やさしい味わいです。市販の白菜とは全く別物です。
外観、みためがとても繊細できれい、透明感があります。
白菜を鍋に入れるとスープに深みが出て感激です。
無農薬で作る大変さとありがたさが身に染みました。
今日のまとめ
・白菜を作るときはコンパニオンプランツのことを忘れずべからず。
秋栽培ならばレタスよりも鍋で出番が多い春菊がいいかも。
・苗を植えるのは8月上旬、大きく育てるために。