いままでライ麦は10月~11月上旬の秋まきで育てていました。
春に種をまいたらどんなだろう?と気になり
試してみました。
5月半ばにプランターに種まきをして
6月上旬に生長した苗を畑に植えました。
7月中旬のライ麦です。60~70cmほどに生長しています。
すでに穂が出ている株をわずかながら発見、
背は伸びずに穂がたくさん出てしまうのでしょうか。
こちらは6月中旬に直播で種まきしたライ麦です。
まだ15cmほどで背の高さを雑草と競り合っています。
雑草取りをしないと負けてしまいます。
これからぐんと伸びていくはず、草取りはたぶん最後です。
春まきライ麦の植え付ける時期は
完全に出遅れていました。
3月にポット種まきで
4月、雪がなくなったらすぐ植えていたならば
もっと伸びていたはず。
◇
ライ麦と同じ時期に種まきした高きびは順調です。
種まきから130~140日で収穫ですから10月半ばころです。
穂をつけた高きびが秋風にゆれる様子は貫禄があり壮観です。
去年の秋にまいたライ麦は
先日の台風のような大雨と大風で穂が垂れて
すでに収穫時期に入っています。
1週間ほどの晴天続きをまっての収穫作業になります。
当地の畑にはえぞ鹿がひんぱんに出没して
野菜に被害が出ます。
ライ麦は畑の端に植えていて
柵はないですが鹿は入ってきません。
秋に種まきをして
畑の周囲をライ麦でぐるりと囲もうかなと考えています。
鹿が畑に入り込んで活動を始めるのは
野菜の種をまき新芽が出て成長を始める6月になってから。
その頃にはライ麦は1.5メートルほどになっています。
高きびが秋まきできるのならばよいのですが
調べてみると耐寒温度は5度ほどでたとえ芽吹いても
越冬できないです。
えん麦(オーツ麦)も作ってみたい麦ですが
ライ麦ほど耐寒性がないので、北海道では冬を越せないようで春まきです。
鹿対策、ライ麦に期待しています。
といっても人が出入りできる入り口は必要ですけれど…
さてどうなることやら。
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