野菜が余ったら干し野菜の手作りです

干しビーツ 野菜

家庭菜園でたくさん野菜ができたり
頂き物の野菜がいっぱいある時は

長期保存できる干し野菜作りがおすすめです。

どんな干し野菜の作り方があるのか、
干すときの注意点や野菜ネットの選び方などをご紹介します。

どうしようか、野菜がたくさん余った

大根、人参、トマト、ビーツや豆。
一度に、たくさん出来ますね

じゃがいもやさつまいも等は保存性が高いですが
鮮度が落ちやすい野菜はたくさんあります。

うまくできてよかった~
と喜ぶのもつかの間、たくさんの野菜、さてどうしよう。

どんなに工夫しても
そんなには大量には食べられません。

知人におすそ分けしても
まだたくさん残っているんだけれど。

いっそのこと…
イヤイヤ、せっかく作ったのだから捨てるのはもったいない。

そうなのです。
トマトは年中、畑や庭で収穫できるわけもなく
自分で栽培できなければ

「買うしかない」の一択です。

手間はある程度かかりますが
買わなくてもいつでも使える野菜が身近にあるのは
今の時代、とても心強いです。

野菜を干す方法は

野菜を干す方法をご紹介します。
大豆やあずきなど豆類は畑でしっかりと乾燥させますが
それ以外の野菜の乾燥方法です。

2.1天日または室内干しする

天日干しの基本は
夕方に取り込み室内に入れて、翌朝ふたたび外に出す
乾燥終了まで繰り返す、です。

うまく天日干し野菜をつくるには
天気を常に気にかけていることが大切。

ベランダや外で野菜を干すときに必要になるのは
ハエなど虫が寄り付かない、ゴミがつかないために
吊り下げる、折りたたみ式の乾燥ネットです。

いろいろなタイプが売っていますから
干す野菜の量やかたちを考えて選びます。

野菜乾燥ネットは100均でも売っていますが
ジッパーの部分など作りが脆弱
再度買い直す手間や使い勝手を考えると
おすすめできません。

また大きすぎる野菜乾燥ネットは扱いが面倒です。
きれいに掃除する手間がかかり、広い収納場所も必要。

ちょっと小さいかも、
と思っても大きすぎないサイズを選ぶのが正解。

野菜の天日干しは、突然の雨ふり強風の危惧があります。
室内に取り込まなくてはならない時、大きすぎると厄介です。

実は野菜ネットの取り込み作業で何度も苦労しました。
一番近い狭いドアから入らず、
ぐるっと回って玄関から何度も取り込んだり
また干すために出したりとね。

干し野菜はおいしいし、便利だし節約もできます。

作る手間をどれだけ省いてつくるか

頭の中で思い浮かべシュミレーションしておくと
ぶれないで作り続けられます。

2.2オーブンや電子レンジでつくる干し野菜


野菜を全て天日干し、
というのはやはり無理があります。

乾燥まで何日もかかる、
カットした野菜が小さかったり、水分が多く
野菜ネットに並べにくいものは

オーブンや電子レンジで乾燥させます。
なにより天候を考えなくてもよいというメリットも。

オーブンならば100度前後で乾燥させます。
野菜の種類により乾燥させる温度は変わります。

例えばミニトマトならば120度くらいで1、2時間。
セミドライトマトができます。

パセリなど葉物は
電子レンジで乾燥させるという手もあります。

パセリの場合は茎を取り去り
葉っぱだけ大まかにちぎって水分をふきんで取って
600wで2分ほど加熱します。
いちど取り出して乾燥具合をチェックし全体を混ぜて
30秒ずつ加熱するを繰り返します。


水分がなくなったらできあがり、なのですが
電子レンジは加熱加減がとても難しいと思います。

私はパセリは干さずに細かく葉をカットして冷凍にします。
水分をしっかり取り去ってから
ジップ袋に薄く平らになるように入れます。
これで風味も味も長持ちします。

2.3野菜乾燥機を使って干し野菜作り

最近人気の野菜乾燥機。
乾燥温度が設定できてプレートに並べてスイッチオンで
自動で乾燥野菜ができます。

実は買うべきか、悩んでいます。
野菜は天日干しの方が味栄養ともに
良いことはわかっていますが

忙しい時にはあれば便利と思いますし
せっかく数日干していたのに突然の雨でだいなし、
という思いも何度も経験しています。

農薬や化学肥料なしで手塩にかけてつくった貴重な野菜、
無駄にしたくはありません。

 

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