動物性肥料を使わず、
毎日の生活の中で出る生ごみなどで自家製たい肥が作れます。
たい肥作りの材料
■使用する材料は
米ぬか、腐葉土、コーヒーのかす、お茶の葉っぱ、使い古しの菜種油オイルなどです。
■容器は
段ボールまたは米が入っていた丈夫な紙袋などを使ってたい肥作りをします。
私は炭が入っていた大きな紙袋を使います。
袋の底には細かな炭が残っていますから、混ぜて一緒に肥料にします。
■下準備
紙袋、段ボールの底に新聞紙などの紙を厚めに敷きます。
材料を入れていくと湿ってきますから外側を厚めのビニール袋で覆います。
生ごみたい肥の作り方
紙を敷いた段ボール、紙袋に腐葉土を3分の1ほど入れます。
次に、米ぬかを入れ物の半分になるくらいまで投入して準備完了です。
その容器の中に、コーヒーかすや茶殻を随時入れていきます。
なるべく水分を切った状態で入れて、よく米ぬかと混ぜ合わせます。
水分が多くならないように注意して
少し湿っている程度(手で握って湿気を感じる)の状態を保ちます。
水分が多いときは米ぬかを追加してよく混ぜます。
使い古しの菜種油も一緒に入れ混ぜます、余り多くならないように加減してください。
紙袋、段ボールの中がいっぱいになったら
ビニール袋の口をしっかりしめてあたたかい場所に置きます。
1か月もするとたい肥として使えるようになります。
材料を入れるたびにかき混ぜます、
発酵が始まると熱を発して内部があたたかくなってきます。
■野菜のクズは使える?
野菜のクズを投入することもできます。その場合は細かく切る必要があります。
大きすぎるとたい肥になるのが遅くなります。
手作りジュースを作っている方でしたら細かなカスはそのまま入れてOKです。
細かく切る場合はキャベツの葉、にんじんなど水分の少ない野菜がおすすめです。
玉ねぎの葉はなかなかたい肥になりずらいです。
水分の多い野菜の場合はお日様に乾燥させてから使えばよいと思います。
■ほかにどんなものが使える?
古くなったお茶類、ひじきやかんぴょう、海苔、パン粉などの乾物、スパイス類などもいいですね。
手作りたい肥の使い方
作ったたい肥は必ず土と混ぜて使います。
たい肥作りが初めてという方は、最初は栽培している野菜の根元に入れるのではなく、
少し離して野菜近くの通路に混ぜ込んでおきます。
野菜の根が伸びたり、水やりや雨ふりでたい肥の栄養分がゆるやかに
自然な状態で効いていきます。
野菜にたくさんの肥料は必要ないのです。土の中で有益な微生物を増やすことで
もりもり野菜は元気になっていきます。
ぜひお試しください。
自家製たい肥の作り方には、いろいろな方法があります。
もっと手軽にできる方法をまたご紹介します。
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