ようやくことしの畑仕事が一段落して気が抜けています。
来年の畑の計画をあれやこれや考えながらいんげん豆でディップづくりです。
とら豆、モロッコインゲン豆、紅しぼりをひと晩水に漬けてきょうは煮ないで蒸します。
もどした豆を圧力鍋で20分、虎豆がいちばん柔らかく、紅しぼり、モロッコインゲン豆と続きます。
やはり品種がちがうので煮え加減に差がありますが、今回はディップにするので柔らかめです。
豆を蒸したのは味を濃くするため。煮るとやはり豆の成分が溶けだして味が薄くなるのは否めません。
煮汁を使うスープなどはよいですが豆本来の味を楽しむなら断然、蒸すです。

豆は蒸した方がおいしいわ
蒸した豆はほっこり感があり味が凝縮しています。
紫玉ねぎとニンニクをオリーブオイルで炒めて
蒸した豆と一緒にフードプロセッサーに入れます。
塩とオイルを入れてしっかりと粒がなくなるまで攪拌します。
できあがった3種いんげん豆のディップは濃厚で複雑な味、おいし~い。
きのうライ麦パンを焼いたので乗せてみました。
みためはレバーペーストのような感じです。クリームチーズを添えてオードブルに。
あえて今回はシンプルに作りましたがいろいろアレンジできそう、と思いました。
クルミやアーモンドなどのナッツを豆と一緒に入れたり、
サラミ、パルミジャーノを加えてもよさそう…
スパイスで変化をつけてもよさそう…
1種類の豆では実現できない豆の底力を感じました。
甘い煮豆ばかりではちょっと飽きてしまいます、たくさん食べられないし。
乾燥豆は手間がかかると思われるのか、豆の缶詰パック入りがスーパーで安く売られています。
いちど試しにと味見に買ったことがありました。

いやいやいや…
味も風味もあったもんじゃない
豆を戻して煮るのが、それほど面倒でしょうか。
眠る前に豆を洗って水に漬けるだけ、朝起きたら圧力鍋でまとめて煮て
冷凍しておけばいつでもおいしいお豆が食べられるってもんです。
サラダにスープ、カレー、煮物、付け合わせにと万能食品です。
もっと簡単に煮なくてもできちゃう方法もあります。
生の豆を保温ポットや保温なべにいれて半日したらお湯を入れ替える。
丸一日たったら煮豆ができてますから。
豆を常食すれば便秘知らず、お肌はツルツルですよ~
肉を食べる量を半分にして代わりに畑の肉のお豆ですよ~
きょうもスーパーでためいきをつきながら貧相な豆コーナーをみてしまいました。
豆の生産高が多い北海道なのになぜこんなに少ないの?
小豆はあっても品種は書いていないし大豆もそう、ひどい扱いです。
保存食としても、もっと豆が注目されてもいいのに…
なんてぶつぶつ言いながら帰宅の途につきました。
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