長ネギは本数が多くて収穫に時間がかかりそうです。
掘り出してから畑で風にあてて、少しでも乾燥させた状態で
持ち帰りたいですから、晴れた日の午前中に収穫作業です。
長ネギの収穫のしかた
長ネギはそのまま上方向に引っ張ってもびくともせず、抜けませんから
根元から5㎝ほど離れた位置にスコップを垂直に入れて
ネギ側にぐっと土を押してから引き抜きます。
土が柔らかい状態で、
健康な長ネギは力を入れて引っ張るとすぽっと抜けます。
2本ほど状態がよくない長ネギがありました。
長ネギを持ち、引き抜こうとするとぬるっとします。
なぜうまくできなかったのかは不明です。
9月下旬ころから一部の長ネギの青い葉に赤い斑点ができて
さび病が発生しました。
病気になった部分を切り取って3日おきに木酢液を散布、
一時は収まったようにみえましたが、また増え始めていました。
病気は長ネギ栽培で初めての経験です。
長ネギは大好きなので
今シーズンはかなりたくさん植えました。
収穫した長ネギは180本ほど、
長ネギ栽培は手間がかかるので栽培を敬遠する方も多く、
畑仲間に差し上げると必ず喜んでいただけます。
夏を過ぎるころから長ネギはどんどん太くなり
下仁田ネギと間違えるほどの太さに成長した我が家の長ネギ。
直径3㎝ほどもあります。
ほうきの柄がえらく細く見えます(笑)
長ネギの苗は苗屋で購入したものです。
毎年長ネギ、玉ねぎの種まきは遅れ、
まともに苗を作れたことがありません。
そうはいってもネギ類の苗づくりも困難を極めますね、
栽培同様、ほかの野菜の苗づくりと比較しても手間がかかります。
ですから苗屋で購入するのですが、
長ネギと玉ねぎの苗は1種類しかなくて
毎年品種を聞くのですが、店主は「わからない」ということです。
来年こそは種まきからやりたいと強く思います。
ですがどうなることやら。
畑にはあと20、30本ほどの長ネギが残っています。
ぎりぎりまで畑において寒くなり、甘味が乗ったころを見計らって
11月上旬ころに収穫したいともくろんでいます。
長ネギの保存方法は
毎年収穫した長ネギは3、4本単位で
新聞紙に包んで立てた状態で段ボールに入れ、
凍らない5、6度ほどの車庫で保存しています。
保存期間は2月までは問題なく良いコンディションで維持できます。
3月まで持つこともありますがその前に食べきってしまいます。
味噌汁に入れたりするネギはあらかじめみじん切りにして
冷凍庫に保存してます。香り新鮮なままでいただけます。
青い部分もみじん切りにし、
すぐに使えるように冷凍でストックしています。
チャーハンや卵焼き、麻婆豆腐などにふんだんに入れてます。
長ネギはじっくり火を通すと
甘味が増していくらでも食べられます。
鍋もよいですが
ネギを長めに切り、七輪で焼きネギにするのが最高です。
無農薬で大切に育てた長ネギの美味しさは格別です。