無農薬、有機栽培の野菜作りに対する周囲の反応について

ピンクにんにく 野菜

貸農園で野菜作りをしている人たちは
数十年のキャリアを持った人や、かつて専業農家でバリバリやっていた人など
われこそは農業のプロ、と自負している方が多いです。
長年培ってきたやり方で作物を育てていますから、新参者が入ってくると
どんな野菜を作るのかと、観察の対象になります。

農薬を使わず化学肥料を使わない。
正面切って「そのやり方ではだめだ」と言われることもありますし
遠巻きに、それではうまくいかない…と冷たい視線で見られているなと感じることも。

無農薬有機栽培で野菜を作っています、と
貸農園を借り始めたばかりのの頃は周囲に話していましたが
ここ数年、聞かれない限りはあえて言いません。

農薬、化学肥料を使わず野菜を作る人は少数派です。
害虫が寄り付かないように予め薬をまく、やってきたら農薬をかけて(防除と言い換えます)なぜ悪い?
みんなそのやり方でやっているし野菜は作れる。

そのような確信を持って野菜作りをしている人に
正面切って私が考えていることを話したところで平行線をたどるか
悪い印象を与えギクシャクした関係になることはすでに経験済みです。

説明はあえてしなくても、種まき、苗を植えて野菜が成長し収穫する様子を
遠巻きに見ているうちに周囲では私の野菜作りに対する違和感が薄れて来るのです。

化学肥料を使わなくては立派な野菜にならない、
それでは虫食いだらけになると、いつも身構えている彼らにとって見れば
私がしていることは奇異に見えるでしょう。

種まきから始めて育てた苗は市販の苗に比べると小さいし頼りなさそう、
定植しても成長は遅いからいつ収穫できるんだ?と思われているのです。

しかし経験的に大丈夫だということを私は知っています。
出だしが小さくても化学肥料を与えずとも育つ環境を整えてあげたら、
野菜は自分の力で、ある時点から大きく成長し出すことを。

野菜の成長を観察する力に長けている周囲の人たちは
私の畑の、野菜の急成長を見逃しません。

自分とは違ったやり方で野菜作りをしているのだ、と
その時点で始めて認めてもいいのではと態度を軟化させます。

他と違ってやってることが面白いから
見てやろうじゃないかという好奇心もあるようです。

刈り取った雑草は草マルチにして肥料、乾燥予防に使い、
土壌を健全にするために自家製の米ぬか昆布乳酸菌を散布、肥料に使うのは粉末の米ぬかと昆布です。

畑で収穫した野菜を周りの人におすそ分けすると喜ばれ、美味しいと言われます。
長々と説明する必要なし、それで充分だと思います。

 

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