いろいろな野菜を作っている中で
きゅうりの栽培は

わたし
ハードルがかなり高いわよ
と思っています。
自家採取できたきゅうりの種は 夏すずみ
去年は雨続き、台風と強風に悩まされ、
さらに気温が低くてダブルパンチ、天候に泣かされました。
毎年きゅうりを育て、完熟させて種を採取します。
リスクがあっても
育て続けたきゅうりの遺伝子をできる限り
残してあげたいと思うのです。(夫の強い願望)
例年、自家採取のきゅうりの種をまいても
うまく育たず、
結局、苗を買うことになったこと数知れず。
去年、種を取ったのは市販苗の夏すずみです。
完熟しているのかどうかが問題なのですが
そこは賭けみたいな感じです。
夫いわく、うまくいったら儲けもの
なのだそうです。
種まき芽出しにとても熱心な夫。
その後の野菜の世話は少し腰が引けてますから
私の仕事がぐんと増えます。
いつも芳しくないきゅうりの苗育て。
今年は4月の新月に私が最初に種まきをしました。
室内で順調に育っていたものの、
黒マルチ、ビニール掛けの環境に定植すると

わたし
ひょっとしてだめかも…
慌ててネットで調べてみると
夏すずみはきゅうりの定番と言われるほどの人気商品。
●べと病・うどんこ病に強い耐病性。夏秋キュウリのロングセラー品種。
●果色は濃緑でテリがあり、平均果長は21~22cmでクズ果の発生が少なく、秀品率が高い。
●高温乾燥の続く盛夏期でも栽培が安定し、収穫量の波が少ない。
●主枝雌花率は4~5月播種で50~60%、各節1果成りが主体。
うまく育たないのは種がだめだったのかも…
と心配になり、
夏に自家製キュウリがない生活を一瞬考えて
すぐにホームセンターへ苗を買いに出かけた私。

わたし
黒サンゴよね。
といいながら長年作っていた
きゅうり黒サンゴの苗、
しかも状態良好の苗を発見して大喜び。
欲張って10本購入して
自宅で5本、貸農園でも5本作ってみようと購入。
皮肉なもので
黒サンゴ苗を買い求め、
庭の、反対側に定植したとたん
一気に元気になった夏すずみの苗たち。

わたし
私の落胆が伝わったのかも
侮るべからず、夏すずみ。
こんなにたくさん、きゅうりを作って
さて、どうしよう。
ずっと、きゅうりには悩まされ続けました
きゅうり栽培がうまくいかず、
さんざん悩まされました。
カッコウガ鳴く
5月ぎりぎり末に黒マルチ、ビニール掛けで定植します。
何日かすると環境の変化で
ダメになる苗が必ず2、3本ありますし、
強風にやられる苗も出たりしますから
作る予定の2倍の苗が最低でも必要です。
貸農園できゅうりを作るとうまくいかない
北国のきゅうりづくりは
特に天候の変化に敏感です。
へたをすると
雪が降るような気温になったりもしますから。
貸農園で美味しい、と
思わずうなるようなきゅうりができたためしがありません。
できても大味で庭で作る、きゅうりの味には
全然及びません。
いざと云う時にすぐ対応できる
目が行き届く庭のキュウリ栽培に軍配が上がります。
貸農園でのきゅうり栽培、すっかり腰がひけています。
今年は黒サンゴで再チャレンジです。
違う品種を同じ場所で作って失敗
ふたつの品種のきゅうりを一か所に植えて
できが悪いという経験もありました。
違う味わいのきゅうりを楽しめたら、なんて
軽い気持ちでやってしまったのです。
きゅうりの実つきが悪く、
全体に勢いがありませんでした。
さっぱりできない地這いキュウリ
そういえば幼い頃、親戚の農家でみたきゅうりは
地這いきゅうりだったな、なんて思い出し
もう一度あの味に出会えたらと
つくってみたこともありました。
なかなか成長しない上に
実のつきが悪くさっぱりです。
ようやくできた不格好なきゅうりを
恐る恐る口にしてみたら

わたし
作り方に問題があるのでしょう。
私が今まで作ったきゅうり栽培のやりかたでは
全くうまくいきませんでした、がっくり。
懲りずに失敗しながらも
新しいことを試してみたくなる悲しい性分です。