さくらんぼの木を育てて30年ほど立ちます。
今年は今までで最高の出来と収量になりました。
6月29日で
すべてのさくらんぼ収穫を終えました。
あと残っているのは
高すぎて取れないさくらんぼだけ。

わたし
8キロ収穫しました。
さくらんぼの収穫は日にちが後半に行くほど
真っ赤に甘くなります。
最初に収穫するさくらんぼは
甘酸っぱさが特徴です。
ほどよい酸味があって大人が好む味です。
甘味が強いさくらんぼが好みだからといって
最初のさくらんぼを収穫せずに
そのまま待ち続けることはできません。
期間をおいてどんどん
さくらんぼが食べごろになってきますから
2本の木を一人作業で収穫するには
こまめに毎日収穫しなくてはなりません。
大豊作の庭のさくらんぼ
今年は少雨だったおかげで
さくらんぼの実割れが少なく良い状態で収穫できました。
さくらんぼが真っ赤に熟してくる後半に
雨にあたると
たちどころにカビが生えたり腐ったりします。
真っ赤に熟したさくらんぼは
シーズン最初に収穫したさくらんぼと
同じ品種とは思えないくらい味や外見が変わります。
ひと粒の大きさは最初のものと比較すると
ころりとした1.5倍ほどの大きさになります。
熟したさくらんぼは2本の別品種、
ナポレオンも佐藤錦も区別がつきません。
我が家のさくらんぼの味です。
甘いさくらんぼを求めて
朝早くから鳥達がにぎやかです。
鳥達の狙いに狂いはありません。
木の高いところで完熟している
真っ赤なさくらんぼばかりついばみます。

わたし
どうぞ鳥さん達食べてください。
さくらんぼ狙いにカラスはやってきません。
甘いものは好きじゃないのかなカラスは。
さくらんぼパイを作ろうと
フィリングを作ってはあるのですが
畑作業で大忙しの日々、
なかなかお菓子作りまで手が回りません。
近いうちに作ると言い続けて
すっかり日にちがたってしまいました。
自家製さくらんぼジャム作り
さくらんぼジャムは何個か作りました。
時期をずらして出来上がったさくらんぼジャムを見ると
ジャムの色が微妙に違います。
最初に収穫したさくらんぼで作ったジャムは
薄いピンク色です。
完熟状態の真っ赤なさくらんぼで作ったものは
イチゴジャムみたいな色合いに。
最初のさくらんぼは4割の素精糖を入れて作りましたが
熟したさくらんぼで作ったジャムは3割に変更です。
作ったさくらんぼジャムは少しだけ食べて
後は保存しておき冬になってから
さくらんぼの季節を思い出しながらいただきます。
すっかり我が家の家族のようになっているさくらんぼの木、
収穫をしながら

わたし
どうもありがとう。
と話しかけています。
収穫後のさくらんぼの木のケア
さくらんぼの収穫が終了すると
お礼にたくさんの乳酸菌液を根元にまきます。
晩秋には不要なさくらんぼの枝を切り整理して
落葉したさくらんぼの葉を木の周りに敷き詰めて
冬の眠りにつきます。