スイカが大きく成長、
とうもろこしの実入りがよくなってきたり、
プリンスメロンから甘い香りが漂い始めると
動物がにおいを嗅ぎつけて
やってきます。
とうもろこしやさつまいもの
収穫時期を見計らって
私より先に失敬されるのは
作り手としてやりきれないです。
去年はとうもろこしをなぎ倒され
さつまいもを掘り返された経験から
動物対策は無視できない作業です。
春先に
芽が出たばかりのにんじんの葉を
カラスにつつかれ
とうもろこしの種をほじくり返されて
食べられたりしたので
釣り糸を張り巡らして
カラス対策をしました。
ひと手間ですが、その効果は抜群です。
アライグマ対策に動物撃退器
しかしアライグマとなると
張り巡らした網をよじ登るくらいですから
やはりここはしっかり対策をしないと、と買ったのが
動物撃退器です。
ソーラー充電で畑に設置するだけの手軽さです。
本体には4個の超音波スピーカーが付き
動物撃退の有効範囲は300㎡。
超音波の周波数とセンサー感度が調節可能、
超音波発振周波数は自動的に変動し、
動物の慣れを防ぎます。
といっても
効果のほどは様子を見ないと何とも言えません。
木酢の臭いで撃退
動物撃退器だけでは心もとないですから
動物が嫌う木酢をボトルに入れて、
半分土に埋めておくという対策を試しています。
メロンやスイカを栽培している場所を
ぐるりと取り囲むように数か所に埋めました。
それから畑の入り口部分やとうもろこしなど
狙われそうな野菜の近くに設置しました。
雨が降り木酢が薄まったら
足す必要がありますし、
自然蒸発することもありますから
補充する手間はかかります。
成長しているスイカを見るたびに
うれしさと同時に
荒らされたらという不安が頭をよぎります。
スイカにはざるをかぶせ、
メロンにはネットで覆うなど
何重にも動物対策をしている自分が
ちょっと滑稽でもあり悲しくもあります。