しゅまり小豆を作ろう

しゅまり小豆

しゅまり小豆の栽培について

小豆を育てるのはさほど難しくはありません。

大豆を育てる要領で土づくりをします。
北の樹木農園では化学肥料・農薬は使いません。
しゅまり小豆は化学肥料との相性がよくないようです。

しゅまり小豆の栽培はむずかしい、と言われている理由は
化学肥料の多用にあるのではと思っています。

大豆やあずきは肥料多めに育てる必要はありません。

種まき

初めて小豆を栽培する方は、ポットあるいはプランター使用の種まきがおすすめです。
直に種まきをしてうまく行く場合もありますが、土壌や気候が合わずに発芽率が低下したり
発芽しない場合もあるからです。

プランターでの種まきをご紹介します。
土は、市販の種まき用の土を使用します。

・種まき準備
芽が出やすいように予め水分を含ませておきます。
種まきする前日に種がかぶるくらいの水に浸しておきます。

 

・市販の種まき用の培養土をプランターに入れます。

プランターの底にネットや石を入れて通気性を良くします。
土は化学肥料を含んでいない有機培養土がおすすめです。

しゅまりは栄養過多ですとうまく育ちません。

・種まき

土に充分に水を与えて湿らせます。

プランター横2列に10㎝間隔で4粒ずつ種まきします。

発芽するまでは土が乾かないように水やりを行います。

発芽して順調に育って来たら(5㎝くらい)発育悪い苗をはさみで切ります。

家庭菜園では
あずきの芽が出て成長し、双葉になったら畝に植えます。
根を傷つけないように慎重に行います。

 

つくった畝に穴を掘り、3株ほどまとめて植え付けます。

 

 

しゅまり小豆を畑に直播き、栽培する

・土づくり

北の樹木農園では、土に混ぜている肥料は米ぬか、昆布粉末、玄米乳酸菌です。
やせすぎている土や肥料が入っていない場合は完熟鶏糞を施肥します。

・畝づくり

畝幅は5、60㎝、高さ3~5cmの畝を作ります。

 

・種まき (点蒔き)

種まきする前日に種のあずきはかぶるくらいの水に浸しておきます。

幅15㎝、前後間隔で1か所に5、6粒点蒔きします。

種まきする位置を1、2㎝の穴をあけて充分に水やりし湿らせます。

発芽するまではできるだけ毎日、水やりします。

・発芽して順調に育って来たら(5㎝くらい)発育悪い苗をはさみで切ります。

・注意点
雑草に栄養分をとられないように草取りをこまめにします。
苗が小さい時は無理に雑草をひっこぬくと苗までぬけやすいので、

根はとらずに草だけカットします。雑草は苗の間に置き草マルチします。
乾燥や雨や水やりでの泥はねを防ぎ微生物の住処になります。

 

・肥料

苗が急成長して来たら米ぬかと昆布粉末を株元にまいています。

花が咲く時、さやが膨らんで来た時は米ぬかや鶏糞などを施します。

1週間に1、2回玄米乳酸菌を1000倍に薄めてスプレー散布しています。

・収穫
収穫は豆の鞘が完全にカラカラ状態になってからおこないます。
時期を逃すと小豆が爆ぜてしまい土に落下してしまいますから要注意です。

コメント

  1. 清水 より:

    こんにちは。
    しゅまり小豆をプランターで育ててます。花が咲き始めた矢先、今週から黄色く枯れたような葉が出始め、どんどん広がってきました。これは病気なんでしょうかね?対処法等ありましたら教えていただけると嬉しいです。

  2. 北の樹木 北の樹木 より:

    枯れる原因はいろいろ考えられます。

    ・水やり不足
    ・強風
    ・肥料過多
    ・害虫
    など