黒花豆の花が満開、一部さやがつき始めました。

黒花豆

黒花豆が急成長しています。

去年は日照りのせいか、花数、さやが少なく収量が激減でした。
雨が多いことしの夏は花豆だけでなく
栗豆も2メートルほどに大きく伸びています。

株間は広めに取ったつもりでしたが
まったく隙間なく埋め尽くされています。

長年、黒花豆を栽培してきましたが
ここまでの勢いは初めてです。
今後実の付き具合はどうなるのか心配でもあります。

重さに耐えきれず竹竿が倒れそうになり、
もとに戻す作業で難儀しています。

基本、花が咲いてからは
玄米発酵乳酸菌を潅水するだけの作業です。

黒と白 黒花豆と白花豆の不思議

黒花豆は北海道在来種です。
紫花豆、白花豆は栽培されていても
黒花豆は道内でもほぼ売られていることはありません。

ほかの花豆と比べてひと回り粒が大きく
外皮は柔らかくて見栄えがするおいしい豆です。

黒花豆の種をまき育てると赤い花が咲きます。
その中に混じって白い花が時々混じります。

白い花は白花豆です。

なぜ黒花豆の種に白花豆ができるの?

黒と白。交雑というには違いすぎます。
紫花豆が黒花豆と交雑することはよくあります。
黒い豆に紫色の模様が入ったりします。

さらに不思議なことに
白花豆の種をまいても黒花豆ができたりするのです。

不思議としか言いようがないわね

以前は黒花豆、白花豆、紫花豆と栽培していましたが
途絶えそうになっている希少品種の黒花豆をメインにして
紫花豆はやめて、白花豆を少し栽培することに。

白花豆はあんこにして和菓子作りに使いますから
できれば作り続けたいのです。

黒と白、交雑するといっても
色がまじりあうことはなく白い豆と黒い豆です。

それなら気にすることはない、とも思うのですけれど
どうもスッキリしません。
頭でなんとか理解しようとしているのですね笑
おいしければ問題なし、です。

花豆の収穫は10月半ばを予定しています。
今後の天候が気がかりです。

少しずつ莢が大きくなっています。

2022年8月29日 きょうの畑は

1回目の大根の種まきが不調に終わり、
再度離れた畝に種まきをしました。

大根の発芽率が悪いという経験をしたことがなく
まばらに半分も発芽していない様子にがっかりです。

おでん用大根の種を植える

別の種類を買ってみようと種売り場で目に留まった
「おでん用だいこんの種」

 

えー
そんなのあるんだ。

太さが一律で、味がしみこみやすい、繊維が柔らかいといううたい文句です。
おでんにしなくても、たしかに大根を煮込むことが多いですね秋冬は。

 

 

収穫は、ぎりぎり間に合うでしょうか。
少しくらい小さくてもいいかな。

黒豆にようやく実が入ってきました

虫の害が少なく、ことしの黒豆は順調です。
枝豆で少し味見をし、後は乾燥させよう。
さんざん黒豆には泣かされてきました、虫がつきやすいのです。

種まき前の畝に玄米発酵乳酸菌を濃いめに多く散布しました。
実がつきはじめた時点から定期的に玄米発酵乳酸菌をスプレー散布しています。

唐辛子とにんにく成分を多めにつくった玄米発酵乳酸菌です。
ことしうまくいったからといって
来年も同じで問題ないかといえばそう簡単にはいかないでしょう。

新たに種を変えてみたという点もあります。
自家採取の種ではなく、
道産の無農薬栽培の黒豆を入手して播種しました。

 

 

来年はことしの自家採取の黒豆と
同じところから購入する黒豆の2種類栽培で比較します。

明日も穏やかな天気でありますように。

 

 

 

黒花豆
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