雑草、野菜の残渣でたい肥作り ~玄米乳酸菌と米ぬかを使って~

たい肥作り

草取り作業は決して楽しいものではないけれど
目の敵にするのはちょっと違うかなぁといつも思います。

雨降りが2、3日も続けば野菜は大きく生長しますが
さらにその倍くらいのスピードでぐんと伸びる雑草。

野菜の畝のあちこちに急成長している雑草を発見すると
確かに心穏やかにはいられない気持ちはわかります。

ああ、草取り作業が増えた~

一瞬めげそうになりますが、
すぐに次のように言い換えています。

ありがたい、肥料がタダで沢山手に入った

青々と茂っている雑草はかさがありますが
鎌で刈りまとめて放置しておけば
数日で半分以下になり、
やがて枯れてわずかばかりの枯草になるのです。

雑草や野菜の残渣をすみやかにたい肥にするには
少しばかり工夫が必要です。

1.雑草や野菜くずをまとめて積み上げ、土を少しかける


2.米ぬかをその上にふりかける
3.玄米乳酸菌を2倍に薄めた溶液をたっぷりかける。
4.黒ビニールで覆う。
白や透明のビニール使用時はその上から土をかける。

そのまま放置して2週間くらいでたい肥になっています。
ただし、とうもろこしなど芯が硬い野菜は細かくしないとだめです。
とうもろこしはなかなか厄介で、葉もたい肥になるのに期間を要します。
よい肥料になるのですが。

雑草や野菜残渣がたくさんある時は
畝と畝の間の通路にまき散らして米ぬかと玄米乳酸菌をかけて
放置するという手もあります。
できたたい肥で通路の土は肥えて畝の野菜は元気に育ちます。

通路に雑草があるのは邪魔、という方には向きませんけれども。

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雑草は畑や家庭菜園の敵、ではない

通路には雑草が全く見当たらず
整然ときれいに畝が続き野菜がつくられている。

確かにみためはよいです。
けれど土がむき出しということは乾燥するってことなのですね。
草取しても全部抜かずに、カットして短い状態にしておけば保湿効果があり
乾燥防止になるのです。

雑草放置で伸びすぎると野菜の生長を阻害する

雑草と野菜を比較するとやはり野菜は雑草のたくましさには勝てないです。
雑草を全く刈らずに放置すれば栄養分を取られたり、
伸びすぎた雑草で野菜の日当たりが悪くなり負けてしまいます。
畝の中の雑草処理は適切に行わないと痛い目にあいます。

野菜は野草ではないですから管理は必要です。
それでも雑草に負けないたくましい野菜もあります。

あまいにんじんやビーツは虫に食べられますが雑草には比較的強いです。
ごぼうは虫もよらず雑草にも負けずたくましさでは一番でしょうか。

 

 

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