育てた野菜苗を畑に植えると同時に行う作業をご紹介します。
畝に少し窪んだ穴を掘り潅水しそこへ苗を定植します。
乾燥防止のためにまずは草マルチをします。
乾燥している草が理想的ですが、ない場合は取ったばかりの雑草で。
青々とした雑草は日光にさらされて乾いて10分の1以下にかさが激減します。
ですから苗が隠れない程度に多めに施しても大丈夫。
草マルチが減ってきたら適宜補充します。
草マルチの上から米ぬかをぱらぱらとかけます。
そして500~1000倍に薄めた玄米酵素乳酸菌をたっぷりかけてひとまず終了。
苗を植えた直後は意識して毎日、状態を確認します。
水分が足りないようであれば薄めた玄米酵素乳酸菌で水やりします。
しっかりと苗が根付いているようであれば週に1、2回の水やりです。
基本的に潅水するときは、薄めた玄米酵素乳酸菌で行います。
野菜の種類によっては500倍では強すぎる場合があります、
様子をじっくり観察して成長が急激すぎる、葉の状態に異変がみられる場合は1000倍で。
こちらは定植したすくなカボチャの苗です。
なかなか大きくならず、

まあいいか、畑で大きくなってちょうだい
2週間~20日間は様子見、すぐに大きくなりません。
というか無理に大きくしません。
ポット苗から畑へと環境が変わった苗は
新たな場所で生き抜くべく徐々に適応していく時期だからです。
元気になり少しずつ成長し始めたことを確認して必要であれば追肥します。
土づくりをしっかり行っていれば肥料は米ぬか、玄米酵素乳酸菌散布以外に
特に必要としません。
土壌が微生物の働きで活発になり野菜は育っていきます。
今年は黒マルチをしているのはトマトとナスの3畝だけ。
保温効果を考えれば確かにあったほうが良いかもしれない。草刈りの手間も省けるしね。
焼却ゴミとなる黒マルチやビニール類は可能な限り使いたくないです。
草刈りに手間がかかりますが、草を草マルチ、資源として考えれば
ありがたい存在でもあるのです。
自然界を草などを有効活用して野菜を育てていきたい、強く思います。
争うように急いて野菜を栽培する姿勢をやめ、
季節に合致したペースでその時々の旬野菜を作りいただく、そうありたいです。
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