ピンクにんにくの収穫が近づき、混植畑での連作栽培をと決意

にんにく

ピンクにんにくの収穫が目前に迫ってきました。

去年は7月15日から収穫開始しました。
にんにくの状態を観察すると茎がいい感じに枯れてきています。
もう少し茎の部分が黄色に変わったら収穫ですよ。


天気予報をみると来週から北海道でも28度以上の暑さが始まるようです。
高温、晴天が続いた中での収穫が、良質なにんにくとして完成するかどうかの要です。
雨、じめじめは大敵、天気と気温を睨みながらの収穫です。

去年に比べて、茎が太いピンクにんにくが多めでちょっとうれしいです。
茎が細ければにんにく球も小さく(それは間違いない)、
太ければ充実した大きいサイズが期待できます。

しかし実際に掘り上げてみないとわかりません。
茎が太くても意外と小さめサイズということもあります。

にんにく栽培で一番大切なのは味、次にサイズの大きさだと思って栽培しています。
小さければ味が薄いということはありません。
無農薬・無化学肥料での栽培は小ぶりのにんにくが多いです。
味が濃く充実していて不要な成分を排除したピュアなにんにく、
私が目指す理想のピンクにんにくです。

昨年10月の種植えに始まり12月から3月までは厳冬の中、
雪の下で生命力を蓄えて9か月を経たのち、7月にようやく収穫です。

にんにくの連作は可能なのか?

前年秋にピンクにんにくの種を植える直前まで、
かぼちゃやキャベツ、大根などを栽培して収穫した後、にんにく栽培のために
土づくり整地して休むことなく畑を使い続けています。

かつて借りていた畑は粘土質土壌でした。
にんにくを連作して病気が蔓延し、半分ほどを廃棄した苦い経験があります。
連作が問題なのか、それとも水はけの悪い畑に原因があるのか、
結局、見極めることはできませんでした。

農家の間ではニンニクは連作障害があると言われています。
連作を嫌うといわれている他の野菜でも、春にじゃがいもを植えて
収穫後に大根を作るなどしていてトラブルにあったことはありません。

さらに1種類の野菜だけを畝にたくさん作るわけではなく、
混植していますから土壌が極端に偏っているとは思えません。
例えば、じゃがいもの畝にはじゃがいもと紫蘇、
じゃがいもと金時豆というように組み合わせて一緒に栽培しています。

以前、連作に失敗したことが
かなりトラウマになっているな(笑)

にんにくがウィルスに感染して病気にかかったら土壌が汚染されて
数年はにんにくを作れないと言われています。
その間他の野菜を作って土を変えていくようです。

私が考えたこと、にんにくが健全な状態で収穫できていれば
混植をしている畑なので、連作しても大丈夫だろうということ。

ピンクにんにくは在来品種でもともとは自生していたようです。
ということは多種類の野草の中で毎年同じ場所で生命をつないでいた。

収穫を目前にして
すでにピンクにんにく収穫後の10月の作付けに頭がいっぱいです。

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