にんにく栽培あれこれ

にんにく

にんにくの自家栽培を初めて今年で8年め。

最初は庭で、ほかの野菜と一緒に作っていました。

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わたし

小ぶりすぎだわ、
味も感動するほどじゃないし…

もっと何とかならないのかしら、とずっと思っていました。
そして貸農園を借りてにんにく栽培を始めたら

市販の青森産のホワイト六片を
ひと回り小さくしたくらいの大きさのニンニクが取れました。
大きさには当然、ばらつきがあります。

化学肥料を使っていませんから特大サイズはできません。

無農薬有機栽培のにんにくは
外見よりも味に大きな違いがあります。

にんにく特有の臭いがきつくなく優しいし、
食べても後に残らないのです。

にんにくを大量に栽培して
取れたてのみずみずしいにんにくを焼いて食べる幸せといったら、
栗のようにほくほくしていて、甘味がじんわりと口の中に広がります。
美味しくてひとりで何個も食べられます。

料理に使うときは
フードプロセッサーでオリーブオイルと塩少々を加えて
にんにくをみじん切りにしてビンに詰めてストックしたものを使います。

ニンニクを使うたびに皮をむいて切る手間が省けます。
スライスしたにんにくは冷凍庫で保存、
使う時に取り出してごく弱火で火を通して炒め物に使ったり。

取れたてのニンニクを干して落ち着いたら
保温ジャーを使って、黒にんにくを作ります。

ニンニクは保存していると次第に水分が抜けていき
味わいも変わっていきます。

にんにくを収穫してから2~3か月くらいで
皮をむいたにんにくを冷凍保存します。

冷凍庫でもニンニクは熟成しているようです。
白かったにんにくの色が透き通った濃い黄色に変わっていくのです。

冷凍していたにんにくをオリーブオイルや塩を加えて
フードプロセッサーでみじん切りにします。

ニンニクの品種は北海道の在来品種を主に選び作っています。
見ためは薄い紫色、実は普通のにんにくと同じ白色です。

一昨年はにんにくの種が足りずに
スーパーで中国産のオーガニックにんにくを買い
植えました。

国産のものと品種が違うのですが
味はそん色なく見事にできましたよ。

ということは

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わたし

にんにくの品種に
それほどこだわらなくてもいいのかな

などと思いました。
北海道に住んでいますから在来種のにんにくを栽培することが
ベストではありますけれど。

畑でにんにく栽培を始めると

去年はたくさんにんにくを収穫しました。
一昨年の秋、にんにくを植える時に
種にするにんにくを選別して小さすぎるものや、
少し痛んでいるものは使えません。

まとめて畑の隅の、野菜の残渣や落ち葉などをまとめている
たい肥作りの場所に捨てました。

去年の春、たい肥の場所には
たくさんのニンニクが元気に顔を出していました。

とてもびっくりしましたよ。

すくすく順調に成長して、夏前には小ぶりではあるけれど
きれいなにんにくが収穫できました。

にんにく栽培をするときに使うたい肥は
他の野菜作りの時と同じ、米ぬか、玄米乳酸菌、昆布粉末などです。

落ち葉などの集積場所で、それを肥料にしてにんにくができるのです。

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わたし

にんにくだけじゃなくて
長ネギやかぼちゃ、トマトもたい肥の中で
手間いらずでできちゃいました。

 それはなにか、重要なことを指し示しているように思います。

とはいっても、にんにくを作るときは
やはり種を選別して作りますよ笑

今日の農作業は

通年で使える畑に長ネギを2畝植えました。
下仁田ネギと十国ネギです。

苗の状態がとてもよく小さめですが根がしっかり、たくさんありました。
畝づくりと長ネギを植える作業は何度やってもきついです。

自家採取したさつまいもの苗を植えました。
品種はパープルスイートロード、紅あずま、紅はるかです。
買い求めた苗は萎れてから新たな芽が出てくるのですが
自分で作った苗は先端部分が枯れません、いきいきとしています。