カラカラ天気がずっと続いて
雨が降ってもほんの少しで
畑が湿るほどにはほど遠い5月、6月の上旬です。
昨日やっと待望の雨が降りました。
といってもビニール掛けしてあるところは
やっぱり水やりが必要だったのです。

わたし
降ってくれればいいのになぁ。
少ない雨だけでなく
気温も夏並みに高くて、うまく育つのか
とっても気になります。
小さなレタス苗など、へなへなしています。
じょうろで散水するくらいでは
表面だけぬれていて中まで充分湿りません。
昨日くらいの雨では
野菜が大きく成長したり、芽をたくさん出したり
といった感じじゃありませんでした、がっくり。
今が旬のアスパラガスは
北海道では6月はアスパラガスの最盛期です。
ところが5月の夏並みの暑さでアスパラガスが太くならず
細いものが多く店頭に並んでいます。
しかも価格は高めです。
日本各地でアスパラガスが栽培されていますが
北海道産のアスパラガスは甘くておいしいと定評があります。
そのおいしさの秘密は北海道の気候にあります。
札幌では朝は10度ちょっとの肌寒い気温で
昼間は20度前後と気持ちよく過ごせる5月なのです。
この朝昼の寒暖差がアスパラガスの糖度を上げて
柔らかく美味しいアスパラガスを作るといわれています。
5月には大きく成長するアスパラガス。
ところが今年は25度越えの日が続き、30度を超える真夏日までありました。
アスパラガスを栽培し直売している農家さんは
今年はアスパラガスが太くならず、
収穫できる数も少ないとがっくりされています。
うちの庭に去年植えた3年苗のアスパラガス、
ほとんど収穫出来てません。
それでも以前からの大苗で少量やっと収穫が始まりました。
といっても1日 2、3本です(-_-;)
なかなかの長さ、太さのサイズです。
計ってみると25センチはあります。
アスパラガス、太さを色鉛筆と比較してみました。
充分に太いアスパラガスを早朝、収穫します。
切ると水分がしたたり落ちてきます。
全てこんな感じで収穫出来ればよいのですが、なかなかです。
2年物で細くても味は薄いわけではありませんが
柔らかさ、みずみずしさでは
やはり太いものにかないません。
我が家では収穫したアスパラガスは茹でずに
そのままフライパンでバター焼きか、
網焼き、素揚げてんぷらなどで食べます。
鮮度がよければ茹でない方が
栄養分や香りが逃げずに美味しいのです。
取り立てのアスパラガスの美味しさは格別なのです。
そして今年の猛暑の5月。
農家さんおっしゃるには品質を保つには
ほんとは散水する必要があるのだそうです。
しかし…
アスパラガス畑は広大です。
とても散水できる面積じゃありません。
うちの庭ほどの広さなら
散水できますけれどね、
そんなこと知らずにしてませんでした。