伝統野菜の玉ねぎ、札幌黄の種まき

玉ねぎ

人気はありますが、生産数が少ない伝統野菜の玉ねぎ、札幌黄。
きれいな円形で甲高な外観は高級感があります。

甘味が強く一枚一枚が厚みがあり、食べ応えバツグンで申し分ないのですが
作るのは厄介な品種です。
手間がかからないF1品種に押されて苦戦している札幌黄、作り手は減るばかりです。

何度か作ってみたものの、苗づくりが最初の難関です。
なかなか思うように成長しません。

他の玉ねぎ苗と比較して札幌黄は苗を植えても成長が遅いです。
ようやく実ができて成長し始めても結球が小さかったり、
いびつな形になったりで、ハラハラしながら見守るしかありません。

無農薬、有機栽培で大きな玉ねぎはあまり期待できません。
大きさにこだわりがあるわけではないですから、それは問題なし。

小ぶりでも手塩にかけた玉ねぎは加熱すると甘いですし
不自然なえぐみなどありません。

それでも、どうしても札幌黄を作りたい。
今年は本腰を入れて苗づくりを開始しました。

いつも成長が遅いですから、
発泡スチロールに土を入れて種まきしました。

今日で種まきから4日め、小さな芽が少し出ています。
たくさん苗ができることを期待したいです。

友人の実家が玉ねぎ農家で、栽培のしかたなど時々話してくれます。
農薬をかけずに玉ねぎは作る農家はいない、農薬漬けの玉ネギを出荷し
自家消費用は別に無農薬で作っていると言います。

夫が通った高校の周辺には広大な玉ねぎ畑が広がっていたそうです。
農薬散布の時は、いっせいに校舎の窓を閉めたものだったと話します。

農薬がなくては作れないのではなく、効率優先、農業政策に問題があり
このような状況になっているのです。

そういった状況を消費者はまず知りません。
安売りの玉ねぎをスーパーで手に取り、疑問を持たずに買っていきます。

3月に種まきして畑で手間をかけ収穫するのは7か月後の10月です。
野菜作りをしていると

食べ物の価格はおかしいんじゃない?

と考え込んでしまいます。

食べたものでできている私たちのからだ。
にもかかわらず、どのようにして作られたのか知らなすぎます。

 

作る人と食べる人の疎通がないから
そのような悪しき事態になっていると思うのです。

 

 

 

 

玉ねぎ
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