「ひとり分のコーヒーを美味しくいれたい」
いろいろな方法を試しましたが納得いく味にはなりませんでした。
一番安定した味になる3杯分を
アイスコーヒーを作る要領で濃くいれて薄めて飲む、
が定番でした。
挽きたての豆でその都度入れるのが一番なのは間違いありません。
しかし、ついに見つけました、
1杯分を美味しくドリップできるステンレス茶こし。
ステンレス茶こしでのコーヒーの入れ方について書いていきます。
必要なものは
コーヒー粉、ステンレス茶こし、お湯です。
コーヒーはし好品です。
濃いのが好きだったり薄い方が良い、苦すぎるのはイヤなど好みは千差万別。
今回は1杯をいかに美味しく入れるのかに焦点を当てます。
メッシュが細かい高品質の国産茶こしを用意する
一番重要なのは質の良いステンレス茶こしを用意すること。
茶こしのサイズはコーヒーカップの直径をはかり適したサイズを選びます。
- 素材・材質:18-8ステンレス/タタミ織り(200メッシュ)
- 生産国:日本/燕市
- 本体重量:35g
- メッシュ幅:200メッシュ
- どんな小さな茶葉もしっかりと漉すことができる。
めが粗い、ステンレスではない茶こしはNGです。
粗いとコーヒーの粉が通り抜け、
素材が良質のステンレスではないと味に悪影響を及ぼします。
紅茶やお茶などに使っていた手持ちの茶こしを使う場合は
良く洗い、熱湯に漬けてできるだけにおいを取り除きます。
そしてコーヒーの出がらしを鍋に入れ
茶こしをぐつぐつ煮れば完璧です。
茶こしコーヒー お湯の温度とドリップのしかた
コーヒー粉末を10グラム用意します。
お湯を沸かして少し冷まします。
沸騰したてのお湯では苦味が強く出すぎたり繊細な香りが消えます。
沸かしたお湯を小さなポットに移してドリップしています。
お湯を冷ますほか、湯量の調節がしやすいのです。
茶こしにコーヒーをいれて少量お湯を回し入れて蒸らします。
20~30秒くらいです。
その後、お湯を注いでいくのですが
カッブに注ぐお湯の量は半分弱程度です、少量ずつお湯を注意深く注いでいきます。
(注意)一気にいれるとコーヒーの成分が充分に抽出されません。
お湯を入れ終わったら茶こしを取り除いて沸かしたお湯を注いで出来上がりです。
濃さの調節はお湯の量で行います。
蒸らし時間の調節やお湯の注ぎ方などは
味を確認しながら何度か試し、自分の好みに合うように調節していきます。
茶こしフィルターのコーヒーの味は
豆の種類にもよりますが、
うっすらと表面にコーヒーオイルが浮かび、色は濃いめ、香りは開いています。
今回の豆はマンデリンの中深煎りを細挽きにしました。
まったりとした、きめ細かい舌ざわり、コクがあります。
いつものリネンフィルターより味は濃いです。
飲み進めるとカップの底に微粉が少し残っています。
円錐形のステンレスドリッパーと同じ感じかな。
次回は中煎り豆で味を確かめたいと思います。
コスタリカ、エチオピアあたりの豆で。
香りが華やかに感じられ甘酸っぱさのある中煎りコーヒーが
茶こしドリップでどのようになるのか興味深いです。
茶こしコーヒーは後片付けがかんたん
茶こしを使ったコーヒードリップはなんといっても後始末が楽なのです。
表面についているコーヒー粉を水洗いで簡単に落とせます。
接合部分がないですからとても楽です。
◇
いつもと同じコーヒーのいれ方ではなくて
もっとよい方法はないのかな、と調べたり試すことが好きです。
追記 茶こしフィルターでコーヒー2杯分いれる
茶こしフィルターでコーヒー2杯分いれてみよう!
と試しました。
結論はだいじょうぶ、2杯入れられます。
カップに直接入れるのではなく、
ポットを用意して茶こしフィルターをのせて2杯分を抽出します。
コーヒーの粉の量が茶こしフィルターぎりぎりめいっぱいなので
入れるテクニックが必要です。
最初にお湯を入れて蒸らしたら
すぐ、点滴抽出(極細のお湯の量)で注意深くゆっくりとお湯を注ぎます。
お湯の量は2杯分で160㏄くらい。
抽出したらカップに80㏄ずつ入れてお湯で薄めます。

1杯分入れた時と同じように
美味しいコーヒーが楽しめますよ
粉を溢れさせないようにそっと細くお湯を注ぐ…
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