ブルーベリーの育て方と注意点まとめ

ブルーベリー

順調にブルーベリーの実が大きくなって
毎日収穫しています。

ハイブッシュ系の我が家の大きなブルーベリーの木、
実が付き始めた時は小さめで
今年は期待できないかもしれないと思っていました。

ブルーベリーは水が成長に大きく左右することを知り、
せっせと毎日水やりをしていたら
ぐんぐん実が大きくなってきて来ました。

地面近くにたくさん実をつけた
ブルーベリーの細い枝を
実の重さで折れないように引っ張り上げました。

とりあえずの対策はこれでよいとしても
本格的にブルーベリーについて知りたくなりました。
勉強するには書籍を買う必要あるかなぁ。

ブルーベリーについてネットで軽く調べました。

授粉樹が必要なブルーベリー

ブルーベリーは大きく2つの種類、
ハイブッシュ系とラビットアイ系に分けられます

ブルーベリーは1本だけ植えても果実が授粉できず、
授粉樹として同系統の別品種を
近くに一緒に育てることが必要です。

[trouble]

さくらんぼや梅と同じなのですね。

ラビットアイ系のブルーベリーの木は4本ありますが
ハイブッシュ系は1本だけ。
それでも毎年、見事に実をつけてくれます。

ホームセンターなどで苗木を購入する際に
同系統の違う品種を植える必要があり
授粉されず実が付くことはないなどと

但し書きがされているのを見たことがありません。

ブルーベリーだけでなく、さくらんぼ、梅にしてもそうです。

私が果樹を買う時の心の動きを探ってみると

「さくらんぼは大好き、売っているのは高くて沢山は買えないわ」
「そうだ、庭にさくらんぼの木を植えたらいいんだわ」

「そしたら実がなって思う存分食べられる!」
「さくらんぼの木を買おう!」

そしていざ苗木を購入し、ご近所に聞いたりして
一本ではだめ、と知るのです。

ブルーベリーの木ならばこぶりですが
さくらんぼの木となると…

何も知らずに
ブルーベリーなど授粉樹が必要な果樹を
1本だけ買い求めて
いつまでたっても実がつかないと
落胆する方々は多いのでは、と思います。

販売している園芸担当の方々はご存じでしょう。
けれど商品の説明書きにはなくて不親切です。

それからよくありがちな、

Left Caption

わたし

ご近所に
同じ果樹があるから大丈夫よね

という思い込みです。
授粉樹には相性があり、どの品種でもOKではないのです。

さらに言えば
たとえ授粉樹であってももし、
ご近所の木がなんらかの理由で切り倒されたら

翌年から実はつきません…

ブルーベリー育成に必要な3セット

ブルーベリーを元気に育てるためには
人工授粉、摘心、剪定の3セットが必要になるようです。

知識が全くありませんでした。
枯れてだめになったラビットアイ系のブルーベリーの木、
原因は水やりだけでなく、この点にあったのですね。

ブルーベリーの人工授粉

ブルーベリーの花が咲いたら
授粉樹の別品種の花粉を収穫する
ブルーベリーのめしべにつける作業です。

うちの場合はさくらんぼの木があり、
蜂さんがたくさん飛び回っていて必要なさそうです。

ブルーベリーの摘心

してないにもかかわらず、
大きな実をつけてくれてありがとう。

ブルーベリーの枝を増やして
実をたくさんつけさせる
ために
5~6月に摘心作業を行います。

勢いよく伸びている新梢の先を
枝が株の外側に伸びるように3分の1ほど切ります。

実がなっている今の時期では
もう遅いということです。

当たり前ですよね(-_-;)

ブルーベリーの剪定

適当にしていました。
枯れてしまった古い枝を
切り戻す作業くらいしかやってませんでした。
ごめんなさい、ブルーベリー。

要約すると次のようなやり方で
剪定をすることが大切なようです。

株元から勢いよく伸びてきた新梢を育てて
1、2年が経過し実ができるようになったら
新梢の近くの古い枝を株元から切って枝を再生させます。

この剪定作業をすることで
ブルーベリーの樹の高さを低い状態を維持し
毎年安定して実をつけるようになります。