今年は種まきいつにしよう?と悩んでいるうちに
4月になり、慌てて種まき開始でした。
野菜の種まきの時期を見極めるのはむずかしいと思います。
特にカボチャやズッキーニなどの大物野菜。
去年は3月に入るとすぐかぼちゃの種をまいてしまって
すっかり大苗になってしまいました。
タネまきは、ポット(9~12cm)まきと直まきいずれも、
直径4~5cm、深さ1cmくらいの穴を作り、
4~5粒をまいて土をかぶせ、手で軽く押さえて水やりします。
本葉1~2枚の時に2本に間引きし、本葉2~3枚で1本立ちにします。
とあります。
ポットのサイズが9から12センチ、かなり大きいですね。
今年まいたポットは大きなサイズがストックなしで
8センチほどしかありませんでした汗
小さなポットに植えてしまうと
少し油断するとすぐに根が底から見えてきます。
あわてて畑に植えるはめになります。
ポットまきのかぼちゃは本葉4~5枚で定植するとあります。
種まきから温度は25~30度をキープし、
およそ30日が目安なのだそうです。
温度管理が難関です。
北海道ではちょうど今頃が苗ものが出回り始める時期で、
そのためには農家の方は2月末には種まきをするのだそうです。
そのころに25~30度を維持するのは至難の業。
たくさん発芽させるとなると場所の問題も出てきます。
それでも4月の種まきは遅かったと反省です。
夏が短い北海道は少し時期がずれても
うまく育たない野菜がたくさんあります。
ナス、きゅうりは5月中に地植えしないと
どうもうまくできません。
何年か前に1か月遅れで、2回に分けて苗を植えたことがありますが
充分に苗が成長しきれずに収穫量が少なく、失敗に終わりました。
苗をきちんと育てる、適切な時期に地植えする
多分もっと厳密に守れば今より良質な野菜に育つのになぁと思います。
しかし、ですよ。
それはかなりむずかしいことなのです。
雨続き、気温が低い、強風で地植えができないという
トラブルが必ず発生します。
すると作業がどんどん後ろのほうにずれこんでいきます。
自然相手に野菜を作ることは
思い通りにはいかないものなのです。
それでも、そうであるからこそ、
なるべく工夫して遅れを取り戻すしかないのです。
せっかく種まきした苗をちゃんと育てたいと
いつも思うのですが、先日のように苗がだめになってしまうと
かなりがっくり来るのです。
苗が多すぎても全部作るわけにはいきませんから
もらい手を探すことになります。
そこで無理をして畑に植えても管理しきれない危険が出てきます。
計算のようにきっちりとできないのが難点でもあり
面白いところでもあるのです。
種まきが遅れても新たな発見があるやもしれません。
外が暖かくなって苗の成長はかなりハイペースになりました。
急ぐ必要のあるものから順番に植えていく、でしょうね。
昨日は強風、今日は雨降りと天候がぐずつき気味です。