去年のさつまいもの苗づくりで、
自分で作るのは意外と簡単にできると学び
今年はさつまいもの市販苗を買わずに栽培します。
サツマイモの苗づくりの時期は
サツマイモの苗づくりは昨年収穫し、
保存しているさつまいもの状態を観察して決めました。
3月下旬ころになるとさつまいもの先端あたりから芽が少し出始めます。
実際にプランターなどにそのまま植えたのは4月上旬です。
さつまいもを土に植えたからといって
成長が急速に早まるわけではないのですね。
室温が例年より寒く推移したせいか、なかなか芽が成長しません。
今日で植えてから3週間め、ようやく小さな葉っぱが顔を出しています。
品種はシルクスイートです。ほかに紅あずま、安納芋を植えています。
外の気温が20度近くなると成長が早まります。
例年、さつまいも苗を植えるのは5月下旬頃です。
ネギ類の苗を最初に植え、次にじゃがいも、ごぼう、にんじん…
5月は忙しすぎて息つく暇もありません。
ようやくさつまいもを植えるというところまでたどり着くと
あともう少し、苗植え種まきの先が見えてきます。
さつまいもと肥料について
去年は2か所の貸農園を借りていました。
両方にさつまいもを植えて、出来具合を比較することができました。
結論から言えば、サツマイモ栽培は肥料少なめがよいです。
1か所は牛糞たい肥や藁、発酵促進する微生物、
昨年の作物の残渣を土に混ぜ込み肥沃な土で
かたやもう1か所は米ぬか、乳酸菌、昆布など手作り肥料を
ただ耕しただけの土に混ぜ込んだ肥料少ない土です。
共に黒マルチを貼りさつまいもを栽培しました。
肥料が行き届いている畑では、
1ケ月を過ぎる頃から急激に葉が増えて大きくなりました。
もう一方の畑ではゆるやかに成長して例年通りの推移でした。
いざ、収穫をしてみると大きさや収量は肥料多めのほうに軍配が上がりました。
しかし味には違いが出ました。
肥料が豊富な畑のさつまいもは大味、もう一方の畑のは繊細な味でした。
やはりさつまいもには多い肥料は必要ないと思いました。
さて肥料多めの畑、どうしたら美味しいさつまいもができるのか
ただいま調査中、今一番の悩みどころです。
さつまいもの保存期間は
秋に収穫したさつまいもですが、
冬を越し春になるとそろそろ変化が出てきます。
さつまいもの保存は新聞紙に包んでそれを段ボール箱に入れて
12度前後のところに置いて冬を過ごします。
3月になるとサツマイモの先が萎びはじめ徐々に全体に広がり
だんだん固くなる現象が何個か出始めます。
それとともに水分の抜けが急速に進んで個体が軽くなります。
今の保管状況では4月が限界です。

さつまいもの保存方法を
伸ばす方法はないかしら。
長くサツマイモを食べられるようにと
干しイモにしているよと畑仲間は言いますが…
秋の収穫まで5か月、
さつまいもなしの生活を送るしかなさそうです。
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