猛暑で収穫が心配だった花豆のその後

花豆・虎豆・シャチ豆

いつまでたってもさやが青々としていて弱りました。
花豆収穫の目安はさやが茶褐色にかわり手で触ると
水分が飛んでいてからからなった状態です。

長引いた猛暑で、ひょっとしたら花が全て落下して
実をつけないのではと心配し、
気温がようやく下り始めた時期に
ようやく実をつけてほっとしたものの、

花豆、とても10月収穫には
間に合いそうもないな…

10月に入ってからも
たくさんの花が咲きほこる様子は異様で
たくましく生き抜こうとしていると心打たれたりしました。

もう待てないと11月の第1週に泣く泣く青いままで収穫しました。
霜や降雪にあったらまずいです。

 

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さやが乾燥しているのはごくわずかあるばかりで
来年の種用にも足りません。

しっかり乾燥させないと、なのですが
花豆のさやは大きいうえに皮が厚く
なかなかカラッと乾燥しないのです。
途中で腐ったりするさやも出てきます。

さやをネットに入れて
寒風にあてて乾燥させる方法を選びました。

収穫したのは実が太っているさやだけ。
豆が小さいのはつると一緒に畑のたい肥に回します。

青いさやの中の黒花豆です。


まだ薄皮が豆に張り付いています。
黒くなっていると取り出したらすぐ、濃いブルー色に変わりました。

水分をたっぷり含んでいる生の黒花豆。
むろん食べられます。

乾燥させた花豆は加熱するとほっこり感があります。
生の花豆は繊維が緻密で食べるとむっちりとしています。

乾燥していない生の花豆の食べ方

豆をさやから取り出して水の中に入れます。
そのまま室内に放置しておくと実割れして皮がやぶける場合があります。

水の中に3、4時間ほど入れてふやかし
その後、蒸し器で花豆を蒸します。

いつもは圧力鍋を使って
20分くらい蒸しています

水の中に入れて煮豆を作るとあっさりした味になります。
新豆の風味を楽しむなら蒸すのがおすすめです。

下は白花豆、上は黒花豆と紫花豆です。
分けているのは白花豆が着色しないようにです。
一緒に混ぜるとぶち模様になって白花豆がだいなしです。

できたての花豆はほんのり甘くそのまま、
味付けなしでもおいしい。

皮はとても柔らかく
蒸した豆をフードプロセッサーでつぶして
花豆あんが簡単につくれます。

花豆あんで大福をつくりました。

次は

おまんじゅうをつくろう

生の花豆はひもちしませんから
莢から取り出したら冷凍保存します。

うまく乾いてたくさん種が取れるといいな。

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