手稲山山頂付近にうっすらと雪が見えて
そろそろ畑仕事も終わりに近づいています。
午後から天気が崩れそうなので
急いで、ニンジン掘りをしました。
作業は順調に終わり、
150本ほど立派なにんじんが取れました。
★
苦手意識があったにんじん栽培、やはり
春の種まき、収穫は良好とはいえませんでした。
それを踏まえて調査した結果、
発芽率が悪くその結果、種を蒔いた割には
収穫量がとても少なくショックでした。
ネットでいろいろと調査をした結果、
取り入れた対策は
にんじんの種を蒔いてから
土をかけずにもみ殻をかけること。
無農薬のもみ殻をネットで探して
手に入れました。
そして作業はこのように行いました。
7月30日ににんじんの種まきをしました。
収穫は11月になることを予想して
寒さ対策で95㎝幅黒マルチを貼り、
直径5㎝、深さ1センチほどの穴をあけていきます。
横に5穴、縦方向に35この穴を作りました。
深さを1㎝としたのは
もみ殻を種の上からかけますが、
もみ殻は保水性が高いことは便利な反面
軽いですから風で飛ばされたら、いやだなと思ったからです。
少しでも表面がくぼんでいたら
飛ばされにくいのではと考えました。
湿らせた穴に
にんじんの種をぱらっとまいていきます。
その上にもみ殻を多めに蒔いて
種が土と密着するように、上からぎゅっと押します。

わたし
少なめのひとつまみ蒔きました。
たくさん穴があるし小さいから
作業はけっこう大変でしたよ(;’∀’)
4日ほどできれいに発芽してびっくりです。
5月、春の種まきでは、発芽までに2週間以上かかっています。
やはり気温の違いでしょうね。
来年のにんじん、早い時期に種まきしないでおこう…
どうしても早く、にんじん収穫をしたいのならば
プランターに種まきしてビニールで覆うって方法もあります。
にんじんは発芽したらしめたもの!
後は間引きが結構な手間なのですが…

わたし
とっても面倒でした。。
にんじんはすくすくと順調に成長して、
今日の収穫となりました。
全て大きなにんじんに交じって
小さいサイズもありましたが、満足のいく収穫量と大きさです。
長年悩み続けていた問題が解決して
よかったなぁと思いました。
にんじんの種まきがうまくいかずに
作るのはやめた、という畑仲間もいるのです。
それほどニンジン作りは簡単ではありません。
しかし発芽さえすれば、こっちのもの。
北海道の貸農園では雪が解けて春になり、5月連休明けから
いっせいに農作業が始まります。
すべて予定した作物の種まきが終わらないと
ほっとした気分にならないんです。
けれどにんじんは急がない方がうまくいく、
しっかりと地温が高くなってから種まきしましょう。
黄色にんじん、紫ニンジンの成長は
今回初めて種まきした黄色ニンジンと紫ニンジン。
黒マルチしたにんじんと同じ時期にもみ殻をかけて直播しました。
黄色にんじんはそこそこ成長したものの、
紫ニンジンは鉛筆の太さで、さっぱりです。
発芽は悪くなかったけれど、
黄色ニンジンでさえ、
オレンジ色ニンジンの長さの半分ほどです。
原因として考えられるのは
・黒マルチなしで後半の気温低下で地温が足りず成長できない
・普通種のニンジンのように成長は早くない

わたし
新たな課題ができちゃいました。
黄色ニンジン、紫にんじんはとても甘みが強くて
サラダにぴったり♪
料理のいろどりが、ぱぁっと華やかになりますから
来年もまた作るよ~