うまく水分が抜けなくてさつまいもが腐ります。
理想はだんだん干からびて小さくシワシワになっていくことなのですが…
もっとうまく作ってくれよ~
さつまいもの嘆きが聞こえてきます^^;
ちょっと腰が重い…
出遅れてしまったさつまいもの苗づくり。

もう4月上旬なんだ!
油断したかも…
去年のサツマイモ苗づくりは予想外にたくさんツルができて
植えきれずに農友にたくさんもらっていただきました。
その割には納得した出来にならず、去年はちょっと落ち込んでいました。
1.味がおおあじ、繊細さがない。
2.株ごとに出来に大きくムラがある
3.かたちがいびつなのが多い
例年2月ともなれば保存しているさつまいもから芽が出てきます。
けれど、どうも様子が変です。
今の時期、端から腐りかけているさつまいもが多いです。
腐っているさつまいもは種芋にできません。
なんとか状態の良いさつまいもを見つけ出して植えました。
メインはシルクスイート、ほかに紫色のパープルスイートロードを作るのですが
なぜか見当たらない!
ひょっとして息子一家にせがまれて全部渡してしまったかも…

苗を買うしかないかも…
最初にきっちりと種芋として取り分けていれば
こんなことにはならないのです、ずぼらな性格です(-_-;)
今からパープルスイートそのものを手に入れて
ツルを育てるって方法もありです。
というのは市販のツルを買うよりも自分で作ったほうが定着率が高いから。
ギリギリ今なら間に合います。
さつまいもがうまくできない理由をさぐる
さつまいも、去年の出来が良くなかった原因を考えてみます。
おととしも、去年ほどではなかったですが味は大味でした。
現在の畑の土を、さつまいもに適した状態に改良する必要があるのですが
思っているより手ごわいと思っています。
さつまいも栽培に適しているのは
やせぎみの土、水はけがよく酸性土壌(PH5~6)です。
水はけがよくて土壌酸度をクリアしていれば注目するのは「やせぎみ」ですね。
果たしてそれだけが問題なのか、疑問もあります。
ちょっと前までは北海道でさつまいもを作るなんてありえないと言われていました。
冷涼な北海道、気候的にみれば決してさつまいもの生育環境としてベターではないです。
温暖な地域でのやせぎみの土地って意味じゃないの?とも思えます(推測の域です)
今年は次のように実験してみます。
1.肥料を入れずに栽培する
去年作物を収穫した畝を使い、玄米発酵乳酸菌散布だけでさつまいもを栽培する
2.従来どおりに栽培する
さて結果はどうなりますでしょうか。
実はさつまいもだけでなく、じゃがいもでも同じ条件でつくってみて
出来具合を比較してみたいと思っています。
畑の土により野菜の出来具合が違ってくる、この問題は大きいと感じています。
借りている農園ですから限界は自ずとあるのです。
コメント