収穫が間に合わないほどの調理用ミニトマト、ボルゲーゼ

トマト

北海道でも酷暑が連日続いています。
お盆を過ぎても最高気温が30度以上で
朝晩多少涼しくなるものの、例年より最低気温が高く
この夏はいったいどうなっているの

気温が高くても時折雨が降って
蒸し暑さに拍車をかけます。

大根や白菜の種まき苗づくりに時間を割いていると
気が付けばミニトマトのボルゲーゼにたくさん実がついています。
真っ赤で光り輝いているボルゲーゼ。
高温続きなのですぐに収穫しなくては傷んでしまいます。

一日に7㎏も大量収穫、そのあとはいつものようにトマトソース作り。
トマトを選別しながらへたをとって加熱時間を短縮するべく
フードプロセッサーにかけます。

厚手のストウブ大鍋に移して煮込みます。
いまの時期から9月いっぱいまで、
時には10月にずれ込んでのトマトソース作りです。

 

調理用ミニトマト、ボルゲーゼの利用方法は
生食でもOKですが、加熱料理がいちばん美味しい。

種を取り続けて毎年つくっているボルゲーゼは
しっかりと畑に馴染んでいるようで
いったん成長を始めるとおそろしい速さで上に向かって伸び、
次々と実をつけていきます。
脇芽から伸びてくる茎はしっかり太く生命力にあふれています。
ソバージュ栽培ですが
伸び放題にしておくと暴れ放題になって散々なめにあいます。
細い茎はカット、太くても本数が多すぎれば
まとまらなくなりますから間引きます。

少しづつ取れ始めてゆっくり数を増やしていき
最盛期を迎えるという今までのルールを破って
取れ始めて1週間もしないうちに大量に実をつけました。

ことしのトマト苗の3分の2は
5月下旬から6月にかけて畑で芽を出した野良のボルゲーゼです。

種をまいて苗をつくったのではなくて
去年の種が自然落下して畑の中に残り、春に芽吹いたものです。

冷涼な北海道の冬を生き残った生命力あふれる
選りすぐりのボルゲーゼ。

ポットに種まきした苗と比較すると一目瞭然、
最初から茎の太さ、葉の元気さが違います。

早い時期から種まきをして苗をつくるよりも
時期は多少ずれはしますが
ちょうど多忙な時期をかいくぐって実をつける
タイミングのよさも気に入っています。

かといって8月を過ぎれば確実に気温がぐっと下がる当地ですから
冷夏の年は遅すぎる収穫はちょっと心配でもあります。
いくつかは苗をつくって安全をはかろう、そんな感じで栽培しています。

たくさん取れたらトマトソース、時にはそのまま冷凍したり
ドライトマトをオーブンでつくったりしていましたが
やはり手間がかかります。

手軽に常温保存できるにはと考えた末、
やはり野菜乾燥機が必要だよな、という結論になりました。

天日干しは手間と時間がかかります。
温度や時間をコントロールできる野菜乾燥機は以前から気になっていました。

世界情勢をみれば
現在の食糧事情はかなり不安定で国内の食糧状況も危険です。

作った野菜はしっかりストックして万一に備える、
あっという間にスーパーの棚から食糧が消えてしまうことを
念頭に置くべきだと思います。

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