うちの畑の大物野菜といえば、すいかとかぼちゃです。
すいかは先日2こめの縞王(7.5キロ)を収穫してほぼ終了しました。
さて、かぼちゃです。
放任しっぱなしのかぼちゃを収穫する
旺盛に広々と葉を伸ばし畝の隙間が見えなかったかぼちゃ畝。
だんだんと葉の勢いがなくなり、枯れてきて地面が見えるようになります。
かぼちゃの果梗(実に直近のつる)に沢山ひび割れが入ってコルク化が進んだ時が完熟した証拠。
取り遅れるとネズミの被害になったりしますよ~
味も劣化します、要注意。
いつもより早く順調に育ったかぼちゃを全て収穫。
中途半端の育ち具合のものは諦めました、
いつまでも片付かないと2度手間になりますから。
場所を広く占領するカボチャがなくなり、畑がすっきり広くなりました。

毎年、どこにかぼちゃを植えようか
頭を悩ませているの
かぼちゃは3種類栽培しました。
いずれも去年の種を採取して播種しました。
白九重栗かぼちゃは3株で種をまき、苗を作って定植。
くり(みやこ・えびす)かぼちゃ、坊ちゃんかぼちゃは初めての直まきです。
かぼちゃ種の直まきは春の気候次第で生育状況が大きく変わります。
北海道は春の気温が低いですから発芽までに日数がかかり、
その後の生長もかなりゆっくり。
ハラハラしたくないならばやはり苗づくり定植です。
例年つくっている白九重栗かぼちゃは貯蔵性が高く
年を越して2月くらいまで食べられます。
冷夏になるとうまく生長しないところが難点です。
3株植えてできたのは4こでちょっと少なすぎでした。
手間をかけずともかぼちゃはできます。
化学肥料を使ってませんから実がなりすぎることもなく
適度な数で収まります。
「昔はかぼちゃの剪定なんか、誰もしなかったよ」
先輩農家の方々は言います。
味云々より貴重な食べ物、といった思いが強かったからでしょう。
いえ、今のように化学肥料を使わなかったですから
必要以上にできずしかも美味しかったと思います。
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かぼちゃは収穫後、追熟させるのが一般的。
適度に水分が抜けて味が濃くなるという訳ですね。
新物ですが待ちきれずに、坊ちゃんかぼちゃの味見です。
10㎝ほどの坊ちゃんかぼちゃを切ってみました。
中はきれいな濃い黄色です。

あえて塩だけで煮て味を確認
水っぽさはなく味が濃く、今食べてもおいしい。
ほくほくで栗っぽい香りがいいです♪
かわいらしいサイズの坊ちゃんかぼちゃは使い切りサイズですね。
大きなサイズのカボチャは一度に1つ、丸々使うことはめったにないです。
あと半分、何に使おうかな~
いつもそんなふうに使い方を考えています。
ただ小さい坊ちゃんかぼちゃは実に厚みがなく
ガッツリかぼちゃを食べたいという方には向かないかも。
肉詰めにしたりホワイトソースを使ったりと
みため豪華な、丸ごと料理できる強みはあります。
とれたてのカボチャは水っぽいとよく言われます。
ほんとのところはどうなんでしょう、作り方が大きく影響すると思っています。
かぼちゃ栽培 茎(つる)が折れた、切れた、踏んづけたらすぐにやること
かぼちゃのつるを整理していて誤って茎が折れたり、切ったりした場合は
すぐに茎と茎をぴったりつなぎ合わせて、割り箸などで添え木をしてテープで固定します。
たいていはこの方法で大丈夫です。
切り口はきれいにカットして汚れていたら水洗いしてから行います。
かぼちゃ畝の雑草を取っていて鎌やクワで切ってしまったり、
踏んづけて茎を潰してしまったり。よくありうることですから笑。
ただ収穫間近でコルク化している実に近い茎を切ってしまったら、
あるいはかぼちゃを持ち上げて茎が実から抜けてしまって
中の黄色い部分が見えたりしたら…

あきらめて食べてしまいましょう!
案外熟していておいしかったりしますよ。
小ぶりの美形トマト、レッドゼブラトマト初収穫
まだ実が青い時は薄グリーンに
濃い緑の縞模様が特徴のレッドゼブラトマト。
初めてレッドゼブラトマトを見た人は必ずいいます。

色ムラがあって
失敗作のトマトよね
いえ、違うのです。
だんだんと地がオレンジ色になり赤色になるころ
緑色の縞模様は黄色になって最後には金色になるのです。
熟したレッドゼブラトマトをみると

ゴールド入りのトマト
とってもきれいで神々しいトマトね!
レッドゼブラトマトは枝にたくさん実がつきます。
しっかり支えてあげないと倒れます。
それから茎近くにトマト同士がくっつくように実がなるので皮がすれやすいです。
傷つかないようにやたら気を使います。
他のトマトより栽培に手間がかかりますが
食卓に登場した時の美しさは格別で夏の女王様。
みためだけではなく、ジューシーで味が濃いトマトです。
小ぶりなレッドゼブラトマトは大きすぎて余ることがなく
使い勝手がよいことも特徴です。
晩秋までずっと実をならせるたくましさもあるのです。
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