貸農園用のネギの苗を購入しました

野菜

貸農園で作る野菜で特に
長ネギ、玉ねぎのネギ類は欠かせない野菜です。
庭では日当たりが少ないせいか
成長が遅くて思うように育たないのです。

種まきしてネギ類の苗づくりをするのは
かなりハードルが高い・・・

種をプランターにばらまいて芽出ししたり、
紙コップにまいて発芽させたり四苦八苦です。

今まででうまくいったのは下仁田ネギ。
玉ねぎは苗づくりに失敗し続けること数回、
去年はなんとか少量の札幌黄の苗づくりに成功!

喜んで畑に植え付けたものの見事失敗、大きくなりません(-_-;)

というわけで、毎年5月上旬から中旬にかけて
貸農園近辺のお店でネギ類の苗を購入します。

一風変わった住宅街には不似合いの掘っ立て小屋の苗屋さん。
ひとくせありそうな、人見知りの夫に言わせれば話しかけにくい(笑)
80歳前後のご老人がひとりで切り盛りしています。

ネギの苗は発泡スチロールのケースに
乾燥しないように大切にまとめてどばっと入っています。

〇〇本くださいと言うと、50本でだいたい〇〇グラムだから
はかりに苗を載せて測ってきてよ、と店主はいいます。

ネギの苗を200本数えるのは気が遠くなる作業。
ちょっと多めの本数をプラスしてグラム何本で売っているのです。

アバウトというか、客を信頼しているというか
買う側はとてもよい気分になります。
毎年、おおらかで屈託のない店主に会いたくて
通う方も多くいらっしゃるでしょう。

長ネギ200本、玉ねぎ200本、
みた感じが同じなので取り扱いは要注意です。
長ネギと玉ねぎの苗を間違って植えたらえらいことになります。

そして紫玉ねぎ100本の苗を購入します。
根元が赤いので見分けられます。

 

ネギ類の苗の他、山菜やこだわりの野菜が安い価格で売られています。
今の季節の山菜は、フキに行者ニンニク、タラの芽が中心です。
大好物の柔らかそうなタラの芽が山盛りで700円。

高級山菜のタラの芽ですからシーズン中、
少なくとも3回は食べたいところです。
どこで取れたの?と聞いてみると、ただ山で、というばかり。
私が笑っていると、取って持ち込む人に聞いても
山に入る人はあちこちで取ったりするからいい加減なのさ、
だから〇〇産とは書かない、とはっきり言われました。

ただ最近はタラの芽を栽培する場合も多いから、
山でとれたよーと言うんだと。なるほど至言ですね。

玉ねぎ苗は手間がかかるくらいですむのですが
長ネギはそうはいきません。

長ネギを植える溝掘りに始まり、
溝の両側に苗を一本一本腰をかがめて立てかけ
土で覆って固定します。

今、書いていたらまた今年もまたやるのか、と
毎年の作業を思い出しました。

ネギの成長に合わせて溝を土で埋めていき
長ネギの白い部分を作っていくのです。

手間がかかりすぎるから、としり込みする方も多いですが
一度、無農薬有機栽培で育てた長ネギの味を知ってしまうと
もう、やめられなくなるのです。

ネギの複雑な香り、柔らかい食感、辛みと甘さが際立って
ネギの青い部分もとても柔らかくて美味しいのです。

特に下仁田ネギを炭火で焼くと絶品、舌の上でとろけます。

去年の悪天候は長ネギにとっても悲惨でした。
収量が少なく雨が多かったのでネギの持ちもいまいちでした。

今年こそ!美味しい長ネギができるといいなぁ。