通年で使える北海道の貸農園は貴重です

にんにく

去年、来年から貸農園はやめます、
とおっしゃっていたオーナー。

とても残念に思っていたのです。
土は育てるもの、
初めての土はいちから始めなくてはなりません。

去年の畑がまた使えると知り、
ちょっと無理してでもやはり愛着がある土で
野菜を育てたいと強く思いました。

後ろ髪をひかれながら
新しい畑でたねをまいたり、苗を植えたり始めました。
とはいっても新しい畑はとても見晴らしがよくて
気分よく農作業ができるところです。

2か所の貸農園を借りるのはかつてなかったことです。

目と鼻の先の、すぐ近くの農地でも
こんなにも土質が違うものかと驚きでした。

今日は以前の通年畑、初めての農作業です。

春にニンニクを植える

去年の秋、家の庭ににんにくを植えました。
ついでに、100個ほど来年新しい畑が使えるようになったら(5月中旬)
定植してみようとポットにも植えました。

通常、北海道ではにんにくは秋、10月ころに植えます。
年間を通して使えない貸農園がほとんどなので
ニンニク栽培はできないのです。

苦肉の策としてポットにいったん植えてから
春になってから畑に植えてみたら順調に育つのだろうか、と思ったのです。

もしうまくいけばシーズンのあいだだけしか使えない貸農園でも
にんにくが栽培できるよね、と夫と話していました。

そしてやっと今日、
ポットのにんにくを植えることができました。
全部で117株、どうなることやら今からとても楽しみです。

 

坊ちゃんかぼちゃを植える

坊ちゃんかぼちゃの種まきが順調にいき、たくさん苗ができました。
去年は作っていなかったのですが、
坊ちゃんかぼちゃの大きさは扱いやすくて便利です。

大きなかぼちゃは一度切ってしまうと、
全部使いきれずに冷蔵庫で保存することになって
場所を取られますよね。

かぼちゃが大好きなうちの家族は煮たり、てんぷらに、スープにと
ひんぱんに作って食卓にのせてももうれしそうです。

坊ちゃんかぼちゃの苗を今日は8株植えたのですが、
家に帰って苗を確認するとまだたくさんあります。

植える場所は確保できるので
思い切ってたくさん植えようと思いました。

かぼちゃは長く保存できるから
たくさんできても困りませんし、息子夫婦や親戚にも喜ばれます。

カボチャは作物としては手間がかからない部類ですから。

大豆を植える

大豆はできる限りたくさん作りたい作物です。
枝豆として心行くまで食べられるし、
乾燥させて大豆として料理に使えますから。

今日植えた大豆は、湯上り娘と秘伝豆。
後日、黒大豆も種まきします。

大豆の発芽率は高いとは言えません。
そのうえ、鳥さんに食べられて、蒔きなおすこともよくありました。

今日は鳥さんに食べられないように
不織布をべた掛けしてきました。

大豆は植えてもよほどのことがない限り、水やりはしません。
水はあげませんが、
成長を促し、味を良くするために乳酸菌を葉面散布します。

早く植えてちょうだい、
と首を長くしている苗が目白押しです。

苗たちの無言の要求にどうしてもせかされちゃいますね。