農作業の失敗、学びはいつもダメダメから

野菜

ひょろひょろではない、じょうぶな苗を定植する

種まきして室内で野菜の苗を育て、
大きくなったら畝に定植するのですが

気温が高くなってきて油断してしまいました。
室内と外の温度差がほぼなくても
充分に太陽があたっていない室内育ちの苗は
ひょろひょろ状態、外の環境に急に出してしまってはいけません。

昨日の強風で折れてしまったズッキーニですが
大きくなったからと急いで畑に植えてしまったのでした。
ゆっくりゆっくり外の環境になじませなくてはいけなかったんです。

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わたし

私が急いでズッキーニを畑に植えたのが
いけなかったのです。

ビニール掛けしてあり、強風に合わなかったら
折れることはなかったかもしれませんが
ベストの状態で定植されていなかったことは育ちに差が出てくるはず。

室内育ちの苗は、少しずつ外の環境になじませます。
直射日光に急には当てずに、日陰に出して何日か様子を見ます。
天気予報をチェックして風が強かったり、気温差が大きい、悪天候の時は
ふたたび室内に取り込みます。
日陰に出して順調に生育を始めたら、
直射日光に少しずつ、あてる時間を長くして慣らしていきます。

緑色が色濃くなってたくましくなった苗は
ここでようやく畑に定植できるのですね。

ホームセンターなどで売られている苗は
茎が太く葉の色が濃いです。
やはりプロの農家さんのお仕事の賜物ですね。

最初元気いっぱいだった苗も
置きっぱなしで売れ残っている苗はだんだんと
みすぼらしい様子に変わっていきます。

太陽が充分にあたっていないとか
お店で手入れが適切にされていないなどの理由でしょうか。

越冬した長ネギの収穫には注意が必要

晩秋になっても小さなままで
食べてしまうにはかわいそうなくらいの長ネギ、下仁田ネギを
越冬させてみました。

雪が消えると同時にぐんぐん成長し始めて
5月には食べられる立派なサイズになりました。

 

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わたし

新鮮な長ネギを食べられるわ♪

と大喜びしました。
ネギ坊主ができますからそれを取り去り
(ネギ坊主は天ぷらにするとおても美味しいです)
そのまま育てました。
大切に少しずつ食べていると
だんだんとネギが硬くなってくるではありませんか。

青い部分はガッチガチに硬くなり、
硬くなった白い部分はさらに中が空洞化して
ついに食べられなくなりました。

もったいなかったとガックリしました。
ネギ坊主ができ始めたら要注意です、すぐに全部収穫するか
急いで食べましょう。

去年収穫した長ネギを保存して食べても
美味しく食べられるのは2月くらいまでですね。
後はだんだん枯れた状態になっていきます。

北海道で春先に出回る千本ネギ。
白い部分は少なくて物足りないなぁと思っていましたが
季節に合った新ネギなのですね。

 

 

 

 

 

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