ネキリムシとヨトウガの農薬を使わない対策、米ぬか

野菜

5月から始まった野菜の苗植え、そろそろ終盤です。

その頃になると辺り一面にびっしり顔を出している
草取りが本格化します。

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わたし

雨が降ってやれやれ。
ゆっくり休もうなんて甘いですね。
草も成長、農作業に休みなし…

やっかいな長ネギ畝の草取り

難易度が高い草取りは
間違いなく長ネギの畝に顔を出している雑草を引っこ抜く作業です。

今年の長ネギ畝は去年と違って
砂利交じりのさらさらな土質です。
力任せに雑草を引っこ抜くと
土が上から崩れてきたりしますし、

長ネギの小さな苗に
寄り添うように生えている雑草を
不用意に抜いたりすると
長ネギ苗まで一緒に抜けたりします。

長ネギ苗が細くて小さなうちは
雑草取りはしてはいけません、じっと我慢です。

長ネギが成長し、青い部分の背が伸びて
少し太くなってきた頃が草取りのチャンスです。
苗を植えてから1か月を過ぎたあたりです。

ネキリムシにかみ切られる長ネギ

さて、長ネギの草取りをしていると
青い部分がかみ切られて
倒れているのが何本かあります。

毎年長ネギを作っていますが
被害にあわないことはありません。

ネキリムシの仕業です。

長ネギだけでなく
玉ねぎ、白菜や大根なども
同様にネキリムシにやられます。

明るいときは土の中で身を潜め、
夜になると出てきて土に近い部分の野菜の茎を
スパっとかみ切るのです。

あまりに被害が大きいときは
土を少し掘り返して
ネキリムシを退治したりするのですが
やられて時すでに遅しが多いです。

農薬は使いませんから
なにか良い方法はないかと
ネット検索をしてみると

こちらのサイトで
米ぬかを使って実験をしています。

ネキリムシは米ぬかを食べると死ぬのか

結論から言えば効果ありです。

実験の様子を見ていると
容器の中での検証ではありますが。

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わたし

米ぬかを畝に
たっぷりまかなければ
いけないのかな。

米ぬかは肥料として
1週間に1度くらいのペースで
いつも畝にまいています。

確かに貸農園の他の方と比較すると
うちの場合はネキリムシの被害が
少ないと感じていました。

ネキリムシの被害にあう野菜に限定して
もっとたくさん米ぬかを蒔いて
様子を見てもよさそうです。

ヨトウムシとネキリムシ

ヨトウムシとネキリムシはヤガ科の夜蛾、夜飛んでいる蛾です。
つまり同じ仲間というか親戚。

ヨトウムシはネキリムシと違って
小さい幼虫は昼間でも地上で見られますが
ある程度成長して大きくなった
幼虫のヨトウムシは日中は土の中で活動します。

被害にあった作物はどちらが犯人か
わからないですし、同じ仲間ですから米ぬか対策で
とりあえずやってみようと思います。

 

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