調理用ミニトマト、ボルゲーゼでトマトソースづくり始めました

トマト

イタリアのミニトマト品種ボルゲーゼで
例年恒例となっているトマトソースをつくりました。

果肉が多く水分が少ない特徴を持つ調理用トマトのボルゲーゼ。
自家採取で種を取り続けて3年めです。

初めてつくった年は、酸味がしっかりあり、濃厚で旨味が強いトマトなのですが
パサッとした食感で生食としてはちょっと無理かな、と思っていました。

生食で食べる分は
他の品種のトマトで作らなくちゃ

そう思っていましたが今年のボルゲーゼ、粉っぽさがなくなってます。
おいしいから他品種のミニトマトはいらないかも、です。

borghese

ボルゲーゼを使ったトマトソースの作り方

トマトを洗ってへたをとり、半分に切ります。
そしてフードプロセッサーにかけてドロドロにします。

鍋に移して塩を加えて中火で加熱します。
あくが出たら取り除きます。

作業としては難しくないですね。
大量にトマトが取れた時は圧力鍋を使ったりもします。

ですが煮込んだトマトの水分を飛ばすには
やはりふたをとって中弱火で煮詰める必要はあります。

煮詰め加減ですが
トマトケチャップのような状態にする必要はないです。
とろっとするくらいに水分を残してソースにして瓶詰します。
使う時に必要があれば少し煮詰めてもよいですから。

バジルやにんにくを入れることもありますが
シンプルにトマトだけで作っておいた方が活用範囲が広がります。

トマトソースづくりの肝はやはりトマトの品質です。

味が薄かったり旨味が少ないと
それなりのトマトソースになります。

農薬や化学肥料を使わないトマトは貴重です。
家庭菜園でならばできるのですよ、手間を惜しむべからずです。

ボルゲーゼをセミドライトマトを作ったり、
スペースがある時は丸ごと冷凍して便利に使っています。

 

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ボルゲーゼトマトの特徴

ボルゲーゼミニトマトはイタリアの固定品種なので
品質は安定していてぶれがありません。

トマトのかたちは丸かったり細長かったり、四角っぽかったりと
個性的で見飽きないです。

種を取って翌年まいても問題なく発芽してたくさん実をつけます。
2年はソバージュ栽培で葉をたくさんつけて栽培し、
ことしは下葉を50センチほど刈り、葉を少しだけ間引いています。

ボルゲーゼの味が変わったのはその影響かもしれません。
まだ断定はできませんけれど。
気温や降雨状況も当然かかわってきますしね。

 

日本のミニトマトは品種改良が盛んにおこなわれて
自家採取して種まき栽培しても
市販の苗のようにうまくできないと聞きます。
苗を買うのか種を買うのかの二択です。

日本のミニトマトは甘くてフルーツっぽいトマトが多く
好きではありません。
ある品種が人気が出ると似たようなのが大量に生まれて没個性になるのですね。

販売時の移動で実が潰れないように
皮が硬い、ムキムキトマトも多いです。

甘さと旨味とは違います。
野菜は旨味の中に甘さが要素としてあるのが自然です。

 

苗づくりの失敗から始まった波乱の今年のトマトづくりですが
順調にトマトができ始めてほっと一息。

トマトの脇芽を伸ばして切り、畝に直植えした遅れたトマトも花が咲いて
実をつけようとしています。

トマトの収量がどれくらいになるのか楽しみです。

 

 

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